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※咲-Saki- 本編後の二次創作SSです
※第二回咲SS人気投票グランプリ「咲ワン」にエントリーするために書きました
※あっちが変様に全面的に寄りかかって設定を立ててます
※普段の更新とは色々趣が違うので、いつものやつについてはアバウトをどうぞ
― 有珠山高校 部室棟 ―
揺杏「まァ部室棟って言っても単に旧校舎を使ってるってだけなんだけど」
由暉子「そうだったんですか」
誓子「二年前は新校舎が改築してたから、こっちの礼拝堂とかを使ったけど、別の意味で雰囲気あったわね……」
由暉子「古い礼拝堂で聖書の一節を暗唱したりしてたんですね……!」フンス
揺杏(いま鼻息荒くするようなポイントあった?)
誓子(ノーコメントで)
由暉子「それで、他のお二人はどちらに?」
誓子「爽はさっきの入学式の時に放送室に忍び込もうとしたとかで指導室に監禁されてる」
揺杏「……何やってんだか」
誓子「校長の話のタイミングでドラ○エのオープニング流そうとしてたとかなんとか」
由暉子「……天空編以降のバージョンの序曲でしょうか」
揺杏「いやロト編だったらどうこうとかいう話じゃなくね?」
誓子「天空編は前メロが壮大な分ちょっと長いからこういう時はロト編のほうがいいんじゃない?」
揺杏「なんでチカセンまでいきなりボケはじめたの!?」
誓子「なるかは部室で留守番して待ってくれてるわ」
由暉子「待たせてしまっているなら早く行かないといけませんね」
揺杏(スルーされた)
由暉子「揺杏先輩も早く行きましょう」
揺杏「私が話長引かせたみたいな扱いマジっべーわ」
― 麻雀部 部室前 ―
誓子「さて、それじゃいよいよ、ユキの有珠山高校麻雀部デビューの瞬間ね」
由暉子「はぁ、まぁ中学の時から遊びに来ていましたので、あまり感慨深いという感じではないのですが……」
揺杏「まぁまぁ、こういうのは形が重要なんだって、無事入学して麻雀部の正式メンバーになったんだからさ」
由暉子「あ、えと、ありがとうございます…///」
誓子「なるかー? 入るわよー」コンコンコン トビラガチャー
小納谷「誓子ちゃん揺杏ちゃんお疲れ様、そしてユキちゃんいらっしゃい! 有珠山高校麻雀部へようこそ!」
誓子「…………」
揺杏「…………」
小納谷「…………」
由暉子(………どなたでしょうか?)
誓子「……部屋間違えました」トビラパタン
小納谷「合ってるわよ!? ここ麻雀部部室よ!?」
成香「チカちゃあん……助けてくださいぃい……」
誓子「なるかに一体何してるんですか!!1!!」トビラバターン
小納谷「成香ちゃんが可愛すぎて待ってる間ずっとなでなでしてた」ナデナデ
成香「ううう……」ナデラレナデラレ
誓子「な、う、羨ましい……! 私だって嫌われたくないから20分以上なでなでしたことないのに!」
揺杏「成香ー、もうちょっとその二人から距離とった方がいいぞー」
由暉子「ロックされてて距離をとるとかそういう問題ではないように見えますが」
揺杏「………小納谷(こなや)さん、なんで居んの」
小納谷「今日って入学式でしょ? 噂のユキちゃんが来ると思ってワクワクしてたんだから!」
由暉子「ええと、先輩さん、ですか?」
揺杏「二年前に卒業した先輩で、週に一回来ることに定評のある小納谷さんだよ」
小納谷「それ最終的に定評あった部分がダメになるパターンじゃない?」
揺杏「実際そんなには来なかったっしょ、最近は」
小納谷「まぁ大学もそれなりに忙しくなってきたしね……」
成香「高校にそんなに足繁く通ってて色々と大丈夫なんですか……?」
小納谷「べべべべ別にそんな大学に友達がいないとかそんなんじゃないし」
揺杏「なんか勝手に自爆してんなこの人」
由暉子「宜しくお願いします、新一年生の真屋由暉子と申します」
小納谷「いやー、噂には聞いていたけど本当に可愛い子ね、宜しくね」
由暉子「先輩方が色々としてくださってるおかげです」
小納谷「えー爽ちゃんとか何か役にたってるの?」
由暉子「爽先輩にもとてもお世話になって……そういえば小納谷先輩はなんというか、爽先輩に波長が似てますね」
小納谷「なんだか肯定的なニュアンスがあまり感じられない話のつなげ方ね……」
誓子「……………」
揺杏(それ言っちゃダメだって、そのあたりチカセンめちゃめちゃ気にしてんだから)
由暉子(? どういうことですか?)
揺杏(小納谷さんが三年の時、爽とチカセンが一年で、実質この三人しか部員が居ないようなもんだったんだと)
由暉子(ふんふむ)
揺杏(んで爽が言うには、当時から週一ペースで小納谷さんが来るたびチカセンが不機嫌だったって)
由暉子(なるほど、かわいい嫉妬ですね)
誓子「なにか勝手に変なこと言われてるような気がする……」ナデナデ
成香「うう、チカちゃんまでぇ……」ナデラレナデラレ
成香「小納谷先輩は今日一緒にあそべるんですか?」
小納谷「あ、やめて、父親がたまの休日にゴルフに行くときに言われるようなそのセリフ」
揺杏「父親じゃないっしょ……」
小納谷「いやまぁそうなんだけど、なんか成香ちゃんに言われるとこう、心の中の父親が顔をしかめるの」
誓子「まぁ爽もいつ来るか分からないし……代わりにメンツになってもらいましょう」
由暉子「今日は何をやるつもりだったんですか?」
成香「ワンナイト人狼ですね、4人だと若干やりにくかったので良かったです」
小納谷「いいわね、この間怪盗で占い師騙りして散々かき回しまくったら楽しかったなぁ」
揺杏「おいこの先輩勝利条件とかガン無視してくるタイプのリアル狂人なんだけど」
誓子「知ってたでしょ」
揺杏「それは、まぁ、うん」
成香「ちなみに怪盗とか占い師とか狂人っていうのは人狼ゲームの『職業』のことです、詳しくはググってみてくださいね」
由暉子「解説乙です」
爽「お疲れー! 皆揃ってるな! いやー先生の説教長かったー!」トビラバターン
揺杏「お、爽」
誓子「解放されるの早かったわね」
爽「いや、単に隙を見て逃げてきただけだけど」
成香「刹那的な生き方すぎて怖いです……」
小納谷「爽ちゃん久しぶり〜」
爽「お、小納谷ちゃんじゃん、3か月ぶりくらい?」
由暉子(随分と軽い感じで会話するんですね)
揺杏(で、それを見てチカセンが)
誓子「……………」
揺杏(ああなる、と)
由暉子(かわいいですね)
爽「お、なんだ、チカはまーたご機嫌ナナメか?」
誓子「……別に機嫌悪くなんかないわよ」
爽「よく分からんけど怒るなって(肩を組む)」
誓子「………まったく、いきなり抱きついたりするの、やめてね」ニヤニヤ
小納谷(ちょろい)
揺杏(ちょろっ)
由暉子(ちょろいです)
成香(チカちゃん、ちょろいです……)
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何卒清き一票をよろしくお願いいたします。
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― 有珠山高校 部室棟 ―
揺杏「まァ部室棟って言っても単に旧校舎を使ってるってだけなんだけど」
由暉子「そうだったんですか」
誓子「二年前は新校舎が改築してたから、こっちの礼拝堂とかを使ったけど、別の意味で雰囲気あったわね……」
由暉子「古い礼拝堂で聖書の一節を暗唱したりしてたんですね……!」フンス
揺杏(いま鼻息荒くするようなポイントあった?)
誓子(ノーコメントで)
由暉子「それで、他のお二人はどちらに?」
誓子「爽はさっきの入学式の時に放送室に忍び込もうとしたとかで指導室に監禁されてる」
揺杏「……何やってんだか」
誓子「校長の話のタイミングでドラ○エのオープニング流そうとしてたとかなんとか」
由暉子「……天空編以降のバージョンの序曲でしょうか」
揺杏「いやロト編だったらどうこうとかいう話じゃなくね?」
誓子「天空編は前メロが壮大な分ちょっと長いからこういう時はロト編のほうがいいんじゃない?」
揺杏「なんでチカセンまでいきなりボケはじめたの!?」
誓子「なるかは部室で留守番して待ってくれてるわ」
由暉子「待たせてしまっているなら早く行かないといけませんね」
揺杏(スルーされた)
由暉子「揺杏先輩も早く行きましょう」
揺杏「私が話長引かせたみたいな扱いマジっべーわ」
― 麻雀部 部室前 ―
誓子「さて、それじゃいよいよ、ユキの有珠山高校麻雀部デビューの瞬間ね」
由暉子「はぁ、まぁ中学の時から遊びに来ていましたので、あまり感慨深いという感じではないのですが……」
揺杏「まぁまぁ、こういうのは形が重要なんだって、無事入学して麻雀部の正式メンバーになったんだからさ」
由暉子「あ、えと、ありがとうございます…///」
誓子「なるかー? 入るわよー」コンコンコン トビラガチャー
小納谷「誓子ちゃん揺杏ちゃんお疲れ様、そしてユキちゃんいらっしゃい! 有珠山高校麻雀部へようこそ!」
誓子「…………」
揺杏「…………」
小納谷「…………」
由暉子(………どなたでしょうか?)
誓子「……部屋間違えました」トビラパタン
小納谷「合ってるわよ!? ここ麻雀部部室よ!?」
成香「チカちゃあん……助けてくださいぃい……」
誓子「なるかに一体何してるんですか!!1!!」トビラバターン
小納谷「成香ちゃんが可愛すぎて待ってる間ずっとなでなでしてた」ナデナデ
成香「ううう……」ナデラレナデラレ
誓子「な、う、羨ましい……! 私だって嫌われたくないから20分以上なでなでしたことないのに!」
揺杏「成香ー、もうちょっとその二人から距離とった方がいいぞー」
由暉子「ロックされてて距離をとるとかそういう問題ではないように見えますが」
揺杏「………小納谷(こなや)さん、なんで居んの」
小納谷「今日って入学式でしょ? 噂のユキちゃんが来ると思ってワクワクしてたんだから!」
由暉子「ええと、先輩さん、ですか?」
揺杏「二年前に卒業した先輩で、週に一回来ることに定評のある小納谷さんだよ」
小納谷「それ最終的に定評あった部分がダメになるパターンじゃない?」
揺杏「実際そんなには来なかったっしょ、最近は」
小納谷「まぁ大学もそれなりに忙しくなってきたしね……」
成香「高校にそんなに足繁く通ってて色々と大丈夫なんですか……?」
小納谷「べべべべ別にそんな大学に友達がいないとかそんなんじゃないし」
揺杏「なんか勝手に自爆してんなこの人」
由暉子「宜しくお願いします、新一年生の真屋由暉子と申します」
小納谷「いやー、噂には聞いていたけど本当に可愛い子ね、宜しくね」
由暉子「先輩方が色々としてくださってるおかげです」
小納谷「えー爽ちゃんとか何か役にたってるの?」
由暉子「爽先輩にもとてもお世話になって……そういえば小納谷先輩はなんというか、爽先輩に波長が似てますね」
小納谷「なんだか肯定的なニュアンスがあまり感じられない話のつなげ方ね……」
誓子「……………」
揺杏(それ言っちゃダメだって、そのあたりチカセンめちゃめちゃ気にしてんだから)
由暉子(? どういうことですか?)
揺杏(小納谷さんが三年の時、爽とチカセンが一年で、実質この三人しか部員が居ないようなもんだったんだと)
由暉子(ふんふむ)
揺杏(んで爽が言うには、当時から週一ペースで小納谷さんが来るたびチカセンが不機嫌だったって)
由暉子(なるほど、かわいい嫉妬ですね)
誓子「なにか勝手に変なこと言われてるような気がする……」ナデナデ
成香「うう、チカちゃんまでぇ……」ナデラレナデラレ
成香「小納谷先輩は今日一緒にあそべるんですか?」
小納谷「あ、やめて、父親がたまの休日にゴルフに行くときに言われるようなそのセリフ」
揺杏「父親じゃないっしょ……」
小納谷「いやまぁそうなんだけど、なんか成香ちゃんに言われるとこう、心の中の父親が顔をしかめるの」
誓子「まぁ爽もいつ来るか分からないし……代わりにメンツになってもらいましょう」
由暉子「今日は何をやるつもりだったんですか?」
成香「ワンナイト人狼ですね、4人だと若干やりにくかったので良かったです」
小納谷「いいわね、この間怪盗で占い師騙りして散々かき回しまくったら楽しかったなぁ」
揺杏「おいこの先輩勝利条件とかガン無視してくるタイプのリアル狂人なんだけど」
誓子「知ってたでしょ」
揺杏「それは、まぁ、うん」
成香「ちなみに怪盗とか占い師とか狂人っていうのは人狼ゲームの『職業』のことです、詳しくはググってみてくださいね」
由暉子「解説乙です」
爽「お疲れー! 皆揃ってるな! いやー先生の説教長かったー!」トビラバターン
揺杏「お、爽」
誓子「解放されるの早かったわね」
爽「いや、単に隙を見て逃げてきただけだけど」
成香「刹那的な生き方すぎて怖いです……」
小納谷「爽ちゃん久しぶり〜」
爽「お、小納谷ちゃんじゃん、3か月ぶりくらい?」
由暉子(随分と軽い感じで会話するんですね)
揺杏(で、それを見てチカセンが)
誓子「……………」
揺杏(ああなる、と)
由暉子(かわいいですね)
爽「お、なんだ、チカはまーたご機嫌ナナメか?」
誓子「……別に機嫌悪くなんかないわよ」
爽「よく分からんけど怒るなって(肩を組む)」
誓子「………まったく、いきなり抱きついたりするの、やめてね」ニヤニヤ
小納谷(ちょろい)
揺杏(ちょろっ)
由暉子(ちょろいです)
成香(チカちゃん、ちょろいです……)
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