※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物など詳細についてはアバウトをどうぞ

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前回の続きです
※胡桃はそんなに出ないです


久「じゃ次は私が引こうかしら」

塞「えっ」

星夏「えっ」

白望「えっ」

久「えっ? なに?」

まこ「いや、こういうのやっとる時、なんやかんやであんたは上手い事逃げよるからのう」

もこ「で、でもコメントで指摘までされちゃったから……さすがに逃げられない……」 

久「そそそそれは関係ないけどね? 最初から自分も引くつもりだったけどね?」

胡桃「ここまで動揺が分かりやすいのに麻雀強いのが理解できない」

まこ「豆腐メンタルかと思えば変なところで開き直りますしのう」

久「ここぞとばかりに言いたい放題言ってるわね……」スッ


久「くじは……『対局前にコーラ一気飲み』……!!?」

まこ「これ絶対飲んだあと口から出よるわ、何とは言わんが音的なものが」

星夏「女子的に相当まずいくじ引きましたね」

久「……言わないでよ……自分でもこんなくじ入れたことちょっと後悔してるから」

白望「そういえば朝にコーラ1.5Lペットで買ってたんだった」ドサッ

胡桃「シロが自分から買い物を!!???」

塞「世界が滅亡するかもしれない!!!」

藍子「MMRかな?」

久「なんでこういう時だけ用意がいいのよ! しかも1.5Lとかどう考えても多すぎるでしょ!」

白望「いつもお世話になってる久にたくさん飲んでほしかった」キリッ

久「まっすぐな瞳で畜生発言するのはやめなさい」


まこ「んじゃあこのコーラは対局前に飲みよることとして……次は百鬼引きんさいや」

もこ「そ、そういえば、語尾に『にゃん♥』って、つけない、の?」

まこ「くじをよう見たら『打牌するたび』としか書いておらんかった」

胡桃「別に普段からつけててもいいんだよ?」

まこ「好きで語尾つけとるみたいに言うんはやめてつかぁさい」

久「うう……せめてコップに取り分けるのは許してほしい……」

藍子「いや流石に1.5Lラッパ飲みまでは求めませんけど……」スッ

久「えーと、引いたのは…『タモ○のコスプレ着用』ね」

藍子「ええ……(困惑)」

まこ「……なんちゅうか、微妙じゃな」

星夏「サングラスは自前でいいしちょうど良かったですね」

藍子「私のサングラスってタモさんのほど濃くないんだけど……」

久「はい、オールバックカツラ」

藍子@タ○リ「」

もこ「に、似合ってる、よ」 プルプル

藍子@○モリ「笑い堪えて言われてもあんまり嬉しくないよ!?」

星夏「どちらかと言えばコー○ー冨田に似てますね」

藍子@コ○ジー「冷静に微妙な評価を下されてる!?」


久「じゃ次にクジ引くのは……白望?」

白望「……塞代わりにひいといて」グデー

塞「……ああ、うん、知ってた」スッ

胡桃「えーっと、なになに、『コーヒーをブラックで飲む』……!?」

星夏「小学生かな?」

久「私も鬼じゃないからね、中にはこういう手心を加えたくじだって入れてるわよ」

白望「」ガクガクブルブル

塞「ひ、ひどい……l小○井ミルクとコーヒーでも渋い顔をするシロにブラックを飲ませるなんて…」

胡桃「鬼! 悪魔! 山! 久!」

星夏「……思った以上の香ばしい反応が返ってきましたね」

藍子「前から思ってたけどこの二人もたいがい過保護だよね」

まこ「過保護とはちいとズレとる何かのような気がするんじゃが……」

久「……あら、そういえば私も朝にエスプレッソのボトル缶買ってたんだったわ(ニッコリ」

白望「」

胡桃「ああっ! シロが恐怖のあまり失神寸前に!」

塞「シロ! シローーーーッ!!」

もこ「部長が凄くイキイキして、楽しそう……」

まこ「人をイジる側にまわると途端に調子にのりだすけぇの、こいつは」


久「じゃいよいよ最後は星夏ね」

星夏「う、引かないで誤魔化せるかと思ったのに……」

まこ「存在感消すとか東横だけで十分じゃ」

星夏「あの人は存在感がないとかそういうレベルの話ではない気がしますけどね……」スッ

久「引いたのは……『恋愛的な意味で好きな人を言う』ね」

星夏「修学旅行の夜か!!!」ツッコミビシィ

もこ「つ、ツッコミが、力強い……いいね……!」

星夏「いやそこに食いつかれても」

まこ「ちゅうかもう対局とか関係ないな」


塞「ただ、内容そのものはとてもとても興味があるね……!」ワクワク

星夏「ええ……私の話とか誰得じゃないですか?」

久「何言ってるのよ! 後でしっかり美穂子に報告しておくから!」

藍子「対局中もその話題でしっかりイジってあげるから安心して!」 

星夏「安心できる要素が欠片もないんですけど!?」

胡桃「で、どうなの……いるの……?」ワクワク

星夏「めちゃめちゃ興味津々じゃないですか……残念ですけど今はそういう相手いませんよ」

久「えーつまんなーい」ブーブー

まこ「つまるとかそういう問題ではないじゃろ」


星夏「……まぁしいて言うなら、今なら南浦シニアプロとかですかね」

胡桃「おじいちゃんじゃん!」

久「え、うっそ、マジで? 星夏ってそういう趣味だったの?」

星夏「……まぁ、趣味と言えば、趣味ですけど」

藍子「趣味……あっ(察し」

まこ「……ちなみにどんくらいプレミアついとるんかのう?」

星夏「この間ショップで見た時は1000円くらいでしたね」

まこ「やっぱりプロ麻雀カードの話かい!!」

星夏「逆に聞きますけど、これ以外の話題が出ると思ったんですかぁ?」

まこ「こいつ開き直りよったぞ」

白望「……これは対局でボコるしかないね」

まこ「……小瀬川さんも何気に興味あったんか、文堂の恋愛の話」

白望「……少し」