※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物など詳細についてはアバウトをどうぞ

誠子「もーういーくつ寝―るーとー、シルバーウィークぅ―♪」
やえ「後半部分の語呂が悪すぎる」
菫「何か楽しみな予定でも立ててるのか?」
誠子「九十九里に泊りがけでヒラメ釣りに行くんですよー♪」
菫「珍しいくらいウキウキしてるなお前……」
数絵「先輩方はどこかに出かけられたりするんですか?」
菫「いや、久しぶりに馴染みの弓道場に顔を出してみる程度だ」
やえ「私は奈良の実家に帰るけど、あんたは?」
数絵「私も長野に帰りますよ、お土産は東京ば○奈です」
誠子「ついでに私が釣ってきた魚もお土産に持っていく?」
数絵「お? 長野が海なし県と知っての煽りですか? 受けて立ちますけど?」
やえ「帰省のお土産が生魚とか常識にとらわれてなさすぎる」
菫「ていうか悪くなるだろそれ」
菫「そういえば南浦は長野出身か……確か平滝高校、だったか?」
数絵「よく御存知で」
誠子「なんで高校の名前まで知ってるんですか?」
菫「いや、正直うろ覚えだが、以前に聞いたことがあるような」
やえ「去年あんたがインハイの個人戦地区代表になった時にちょっと話題にした記憶があるわ」
数絵「ああ、その時ですか」
菫「そうそう、確かそれだ」
誠子「あのカオス渦巻く長野でよく代表になれたなぁ」
数絵「私も表彰式では嬉しさで思わずアヘ顔ダブルピースをキメてしまいましたよ」
菫「放送事故だろそれ」
やえ「表彰式が中継されてなくて良かったわね……」
数絵「地元の新聞には写真が載ってましたけどね」
やえ「ダメだった」
誠子「長野は色々おかしい高校が揃ってるからキツかったんじゃない?」
数絵「ええ、特に団体は阿鼻叫喚の地獄絵図でした」
菫「清澄と龍門渕と……風越なんかも有名だよな?」
やえ「その三校は全国でも良く知られてるわね」
数絵「ちなみに高3の時の大会では二回戦でシードの清澄に当たって容赦なく踏みつぶされまして」
誠子「しゃーない」
数絵「さらに言うと、平滝は私が高3になるまでは人数が足りずに団体に出られなかったんですよね」
数絵「で、ようやく念願の団体戦初勝利を成し遂げて、歓喜に沸いた直後の二回戦で」
菫「もういい! もう休めっ……! 休めっ……!」
やえ「あんたが居たのに清澄に手も足も出なかったの?」
数絵「……私が先鋒戦で片岡さんからもうちょっと稼げていれば、まだ勝負になったと思うんですが」
誠子「片岡ってその年のドラフトでプロに指名されてたわけだし、稼ぐところまで求めるのも酷だと思うけど……」
数絵「まぁ結果に悔いがないかと言われるとそうでもないですが、最後にチームとして戦えましたし」
数絵「今になってみればそれもいい思い出です」
菫「一人では麻雀は強くなれないからな、切磋琢磨する相手が絶対に必要だ」
数絵「そうですね、私も部員の仲間と一緒に強くなっていくということを学んだのが一番大きかったです」
誠子「イイハナシダナー」
数絵「私もチームとして強くなるために色々試行錯誤をしましたよ」
菫「チームワークとか、実力以外の要素も大きく影響するからな」
数絵「仲間を和ませようと真面目から脱却してファンキーキャラになってみたりもしましたし……」
やえ「……え、ちょっとまって、ってことは今のあんたがそんなエキセントリックな言動なのって」
数絵「ボケ倒してるうちになんだかこっちが素の感じになってしまったんですよね」
菫「まぁいいんじゃないか、小走が卓では王者キャラになりきるみたいなもんだろ」
やえ「……っ!」プルプル
誠子(一緒にするなって怒りたいけど怒れないんでしょうね……)
菫(きっかけがきっかけだからな……)
――――――――――――――――――――――――
☆ お知らせ ☆
「5人目の先輩」「先輩と同級生と私と」で第二回咲ワンにエントリーしています。
清き一票を何卒宜しくお願いいたします。
→投票用ページ
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誠子「もーういーくつ寝―るーとー、シルバーウィークぅ―♪」
やえ「後半部分の語呂が悪すぎる」
菫「何か楽しみな予定でも立ててるのか?」
誠子「九十九里に泊りがけでヒラメ釣りに行くんですよー♪」
菫「珍しいくらいウキウキしてるなお前……」
数絵「先輩方はどこかに出かけられたりするんですか?」
菫「いや、久しぶりに馴染みの弓道場に顔を出してみる程度だ」
やえ「私は奈良の実家に帰るけど、あんたは?」
数絵「私も長野に帰りますよ、お土産は東京ば○奈です」
誠子「ついでに私が釣ってきた魚もお土産に持っていく?」
数絵「お? 長野が海なし県と知っての煽りですか? 受けて立ちますけど?」
やえ「帰省のお土産が生魚とか常識にとらわれてなさすぎる」
菫「ていうか悪くなるだろそれ」
菫「そういえば南浦は長野出身か……確か平滝高校、だったか?」
数絵「よく御存知で」
誠子「なんで高校の名前まで知ってるんですか?」
菫「いや、正直うろ覚えだが、以前に聞いたことがあるような」
やえ「去年あんたがインハイの個人戦地区代表になった時にちょっと話題にした記憶があるわ」
数絵「ああ、その時ですか」
菫「そうそう、確かそれだ」
誠子「あのカオス渦巻く長野でよく代表になれたなぁ」
数絵「私も表彰式では嬉しさで思わずアヘ顔ダブルピースをキメてしまいましたよ」
菫「放送事故だろそれ」
やえ「表彰式が中継されてなくて良かったわね……」
数絵「地元の新聞には写真が載ってましたけどね」
やえ「ダメだった」
誠子「長野は色々おかしい高校が揃ってるからキツかったんじゃない?」
数絵「ええ、特に団体は阿鼻叫喚の地獄絵図でした」
菫「清澄と龍門渕と……風越なんかも有名だよな?」
やえ「その三校は全国でも良く知られてるわね」
数絵「ちなみに高3の時の大会では二回戦でシードの清澄に当たって容赦なく踏みつぶされまして」
誠子「しゃーない」
数絵「さらに言うと、平滝は私が高3になるまでは人数が足りずに団体に出られなかったんですよね」
数絵「で、ようやく念願の団体戦初勝利を成し遂げて、歓喜に沸いた直後の二回戦で」
菫「もういい! もう休めっ……! 休めっ……!」
やえ「あんたが居たのに清澄に手も足も出なかったの?」
数絵「……私が先鋒戦で片岡さんからもうちょっと稼げていれば、まだ勝負になったと思うんですが」
誠子「片岡ってその年のドラフトでプロに指名されてたわけだし、稼ぐところまで求めるのも酷だと思うけど……」
数絵「まぁ結果に悔いがないかと言われるとそうでもないですが、最後にチームとして戦えましたし」
数絵「今になってみればそれもいい思い出です」
菫「一人では麻雀は強くなれないからな、切磋琢磨する相手が絶対に必要だ」
数絵「そうですね、私も部員の仲間と一緒に強くなっていくということを学んだのが一番大きかったです」
誠子「イイハナシダナー」
数絵「私もチームとして強くなるために色々試行錯誤をしましたよ」
菫「チームワークとか、実力以外の要素も大きく影響するからな」
数絵「仲間を和ませようと真面目から脱却してファンキーキャラになってみたりもしましたし……」
やえ「……え、ちょっとまって、ってことは今のあんたがそんなエキセントリックな言動なのって」
数絵「ボケ倒してるうちになんだかこっちが素の感じになってしまったんですよね」
菫「まぁいいんじゃないか、小走が卓では王者キャラになりきるみたいなもんだろ」
やえ「……っ!」プルプル
誠子(一緒にするなって怒りたいけど怒れないんでしょうね……)
菫(きっかけがきっかけだからな……)
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