※咲-Saki-の二次創作SSです。
※可能な限り咲-Saki-原作に準拠しようとしています。
※知らないキャラはとりあえずググってみよう!(丸投げ)


喫茶店


照「…………」モグモグ

憩「…………」

智葉「…………なぁ」

照「なに?」

智葉「……なんで私らはこの喫茶店にいるんだ?」

憩「ガイトちゃんが呼びだしたんちゃうのん?」

智葉「ちゃん付けはやめろと前から言ってるだろ」

憩「えー? かわええやんガイトちゃんって」

照「かわいいかわいい」モグモグ

智葉「お前のその無表情で言われても説得力皆無だぞ……」



智葉「そもそも私も、宮永から呼び出しがあったと部員の奴らから聞いて来ただけなんだが」

照「私は淡から……憩が呼んでるって電話を受けたっていうから……」

憩「はー、三人とも別々に騙されて呼び出されたってことかぁ」

智葉「そもそもお互い携帯で連絡が取れるのに、宿に連絡が来る時点でおかしかったな」

憩「お? ガイトちゃん後出しで知ってたとか言ってまうやつやな?」

照「かっこわるーい……ったぁ!」バシーン!

智葉「はたくぞ」

憩「言う前に手ぇ出とるやん……」ヒリヒリ



智葉「しかしのこのこ来てみればお互い呼び出した覚えがないとはな」

照「なにもインハイ閉会式が終わったこのタイミングじゃなくてもいいのにね」ゴゴゴ

智葉「……宮永お前、もしかして少し怒ってるのか?」

照「別に怒ってない、せっかく咲と水入らずで過ごしてる所を呼び出されたなんてそこまで怒る事じゃない」ゴゴゴ

智葉「滅茶苦茶怒ってるじゃないか……その威圧的なオーラをしまえ」

照「おっと、つい」シュウゥゥ

憩「呼び出した犯人がウチやなくてホンマ良かったわぁ」



智葉「しかし、一体誰が何の目的でこんなことを……?」

憩「え? ガイトちゃん犯人分からへん? おるやろ、最有力の容疑者が」

照「……たぶん、ここに居ないあの人だよ」コウチャズズー

智葉「え? …………ああ、なるほど、そういうことか」

湯佐「なんだ、もうバレたのか、つまらないな」

照「やっぱり湯佐(ゆさ)さんだ」

憩「お久しぶりですーぅ」



照「説明しよう! 湯佐さんとは、去年の個人戦決勝で私たちと戦った第4の女!」

憩「当時は高3、現在は大学1年生で、都内の某大学に通ってるらしいですよーぅ」

湯佐「ちなみにアニメ版ビジュアルカットは出ているが、まだ苗字と学年しか情報が明らかにされていない……」

智葉「これは誰に向けた解説なんだ?」

湯佐「大学では自己アピールを出来ない者からふるいにかけられ、リア充グループから脱落するんだぞ」

智葉「大学でぼっちなんですか?」

湯佐「」

照「智葉ひどい、まさに一刀両断」

憩「真実は時に人を傷つけるっちゅうことやねぇ」

智葉「いきなり呼び出されたことを考えればぬるいくらいの返しだと思うが」



憩「せやせや、なんでこんな回りくどい真似してウチらを集めたんです?」

湯佐「いや、呼び出したのに特に理由らしい理由はないんだがな」

照「…………は?」ゴゴゴ

憩「うわー照やんめっちゃ怒ってはる」

智葉「どうかしてるのは事情じゃなくて頭のほうでしたか」

湯佐「いやいや、皆インハイで東京に来ている訳だし、久しぶりに集まりたいと思って」

憩「連絡先知ってるんやし普通に直接約束すればよかったんちゃいます?」

湯佐「こっちのほうが(私が)面白かった」

照「私たちより年上のはずだよねこの人」

智葉「お前に言われるとか相当だな……」



湯佐「まぁまぁ、お詫びにコーヒーとかケーキとか奢るからそれで勘弁してくれ」

照「その言葉が聞きたかった」ペラッ

湯佐「ん? なんだこの細長い紙」

照「ここの伝票です! 受け取ってください!」ニコニコ

智葉「いきなり営業スマイル挟んでくるのは気味が悪いから止めろ」

湯佐「ちょ、ちょっと待て! 喫茶店で3万円って! 一体どれだけ食べたんだ!?」

照「呼びつけた人に払ってもらおうと思って遠慮なく食べた結果がこれ、調子ぶっこき過ぎてた結果だよ?」

憩「出た! 照やんの暴食コンボや!」

智葉「モグモグGOMBOかな?」

憩「GOMBOって結局どういう意味なんやろね」

智葉「知らん、そんな事は私の管轄外だ」

湯佐「辻垣内! 荒川! 助けてくれ!」

憩「その伝票、ウチらの注文分も入ってますよーぅ」

智葉「ご馳走になります」

湯佐「」


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