※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物など詳細についてはアバウトをどうぞ




七実「…………」 オチャズズー

七実「…………ふむ……」 オチャズズー

憧「……どこ見てお茶飲んでるんですか」

七実「どこって、そりゃ憧ちゃんのたわわに実ったおっぱ」

憧「すいません半径500メートル以内に接近しないでもらえますか」

七実「接見禁止の判決文!!?」

憧「いや先輩がいちいちセクハラかましてくるからでしょなんで驚くの!?」



憧「というか、先輩なんで大学に来てるんですか」

七実「暇だし」

憧「……卒論は」

七実「暇だし(震え声)」

憧「…………そうですか」

七実「まぁ実際、プロに行く時に大学卒業できるかどうかっていうのはあまり関係ないからね」

憧「あ、そうなんだ、それは初耳かも」

七実「大学中退のプロとか割とざらに居るしー、私だけってわけじゃないしー、みたいな」

憧「結局最終学歴で大学中退っていうのが残ることになりますけどね」

七実「練習の合間に卒論だけ書き直して提出すれば5年で卒業できるから(棒)」

憧(広澤克実かな?)



憧「というか、今日は別に練習日でもなんでもないんで、部室に居ても誰も来ないんじゃないですか、もう」

七実「んー、まぁ別に誰か居るかなぁと思って来たわけじゃないからね」

憧「暇だからですか」

七実「暇だから」

憧「じゃあ牌磨くの手伝ってくださいよ、今から掃除前のやつ持って来るんで」 ガタッ

七実「ん? まぁ手伝うのは良いけど…… 憧ちゃん今週の雑用担当だったっけ?」

憧「違いますけど」

七実「じゃあ別にいいじゃん、一年だからってそんな気を回して雑用する必要ないよ」

憧「……別に、気を回してるわけじゃ」

七実「……憧ちゃんってさ、遠慮なしのように見えるけど、実は意外と気にしいだよね~」

憧「…………」



七実「活躍してやると意気揚々大学に入って、壁にぶつかった反動が来てるんでしょ?」

憧「! そ、そんなこと……」

七実「それで、あんまり部の役に立ってないような気がして、雑用をして気を紛らわせてる」

憧「っ……」

七実「別にそんなこと気にする必要ないのに~」

憧「……わ、私は」

七実「実際私も普通の雀士だし、挫折したい気持ちも分かるけどね」

憧「……普通の雀士はネト麻のレートが2600を超えたりしないと思うんですが」

七実「アレは千里山の独自レートだから、一般のレートの出し方とは色々違うんだけど」

憧「それでも! 名門のエースで! プロになって! そんなエリートに私の気持ちなんて!」

七実「……じゃあ聞くけど、現時点の小鍛治健夜と私、一体どっちが強いと思う?」

憧「……え、そ、それは」




七実「やっぱり本物の化け物を見ると色々凹むよね~、それでもプロで戦わなきゃいけないんだけどさ」

憧「…………」

七実「結局、上を見てたらキリなんてない訳で、そっからどうやって強くなるかだけ考えればいいんだよね」

憧「…………すみません、取り乱して」

七実「いやいや、後輩の悩みを解決するのも先輩の役目だから! すっげえカッコよかったでしょ?」

憧「……私の胸を凝視しながらでなければカッコよかったかもしれないですけど」

七実「悩み解決した御礼にそのむっちりとした太ももに顔を挟ませてくれてもいいんだよ?」

憧「死んでくれませんかね」 ニコッ

七実「あっれ!? ここって心と同時に体も許す場面じゃなかったんです!?」

憧「もしもし、変質者が一人いるんですけど」

七実「こうなったら最悪心はなくても良いから体だけ! 身体だけでいいから!」

憧「きゃあああやめて! ひっつくなああああああああ!!!」