※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物など詳細についてはキャラ一覧をどうぞ

誠子「小走先輩ちょっといいですか?」
やえ「何、急に改まって」
誠子「このあいだ練習試合したじゃないですか」
やえ「近代麻雀大学とやったやつ?」
誠子「ええ、凄かったですよね、お相手の皆さん」
やえ「……まぁ、そうね」
誠子「『麻雀に流れなんて無い』とか言いながらひたすら的確にロンぶちあててきたり?」
やえ「当たり牌を他家に渡さずに全部握りつぶされたりとか」
誠子「勝負所で『御無礼』って言いつつ超高打点で精神力ごと刈り取られそうになったりもしましたね」
やえ「流石は超名門チームっていう所かしら」
誠子「…………あの人たちは本当に人間なんですかね」
やえ「さぁ、私にはよくわかんないけどあれもオカルトなんじゃないの?」
誠子「真佑子がかつて例にないほどの勢いで顔芸し始めた所まではちょっと面白かったんですけど」
やえ「やめてあげなさい」
やえ「で、練習試合がどうかしたの?」
誠子「いや、あの人たちを見てて思ったんですけどね」
やえ「思ったんですけど?」
誠子「やっぱり私って麻雀が地味じゃないですか?」
やえ「……ごめん、よく聞こえなかったんだけど」
誠子「やっぱり私って麻雀が地味じゃないですか?」
やえ「一言一句繰り返すな嫌味か!」
誠子「ちゃんと聞こえてるじゃないですか!?」
やえ「なんでいきなりそんなこと急に言い出したのよ」
誠子「私のオカルトって鳴いたりすると色々美味しいことになるじゃないですか」
やえ(かなりざっくり説明)
誠子「で、鳴くときに『ヒット』って小声で言ってるんですけど、なんかキメ台詞としてはパンチがないかなって」
やえ「キメ台詞とか言ってんな中学生か!」
誠子「やーだー! 私も『御無礼』とか『あンた、背中が煤けてるぜ』みたいのがほしいのー!」
やえ「駄々こねが幼稚園児レベルになってんだけど!?」
誠子「という訳で、どうですかね、私っぽいキメ台詞、なんかいいのないですか?」
やえ「キメ台詞の是非はともかく、なんでそれを私に聞こうと思ったの」
誠子「小走先輩って麻雀してる時になんか普段とは違う感じっていうか、憑依した感じになるじゃないですか」
やえ「……なるけどさ」
誠子「それで、芝居がかったような台詞考えるの上手いかなって」
やえ「いまいち褒められてんのかどうか良く分からない理由だな……」
やえ「そんで、キメ台詞だっけ? 普段は鳴いたときに『ヒット』って言ってるわよね」
誠子「はい、なので、鳴いた結果きちんと上がれたときに言う台詞は何が良いかなって」
やえ「もうあれじゃない? 某グランダーよろしく『フィーッシュ!!!』って言えば良いんじゃない?」
誠子「えー、それなんか、余りにもありきたりすぎません?」
やえ「分かりやすい方がいいのよこういうのは」
誠子「そういうもんなんですか」
やえ「そういうもんよ」
誠子「へぇー、なるほどなー…… 流石先輩全てにおいてぬかりなし!」 キラキラ
やえ「う…… そ、そう、お役に立てたらよかったわ……」
やえ(し、視線が…… 純粋な視線が痛い……)
※SS100本の記念アンケートを実施中です。宜しければご回答のほど、お願い申し上げます。
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誠子「小走先輩ちょっといいですか?」
やえ「何、急に改まって」
誠子「このあいだ練習試合したじゃないですか」
やえ「近代麻雀大学とやったやつ?」
誠子「ええ、凄かったですよね、お相手の皆さん」
やえ「……まぁ、そうね」
誠子「『麻雀に流れなんて無い』とか言いながらひたすら的確にロンぶちあててきたり?」
やえ「当たり牌を他家に渡さずに全部握りつぶされたりとか」
誠子「勝負所で『御無礼』って言いつつ超高打点で精神力ごと刈り取られそうになったりもしましたね」
やえ「流石は超名門チームっていう所かしら」
誠子「…………あの人たちは本当に人間なんですかね」
やえ「さぁ、私にはよくわかんないけどあれもオカルトなんじゃないの?」
誠子「真佑子がかつて例にないほどの勢いで顔芸し始めた所まではちょっと面白かったんですけど」
やえ「やめてあげなさい」
やえ「で、練習試合がどうかしたの?」
誠子「いや、あの人たちを見てて思ったんですけどね」
やえ「思ったんですけど?」
誠子「やっぱり私って麻雀が地味じゃないですか?」
やえ「……ごめん、よく聞こえなかったんだけど」
誠子「やっぱり私って麻雀が地味じゃないですか?」
やえ「一言一句繰り返すな嫌味か!」
誠子「ちゃんと聞こえてるじゃないですか!?」
やえ「なんでいきなりそんなこと急に言い出したのよ」
誠子「私のオカルトって鳴いたりすると色々美味しいことになるじゃないですか」
やえ(かなりざっくり説明)
誠子「で、鳴くときに『ヒット』って小声で言ってるんですけど、なんかキメ台詞としてはパンチがないかなって」
やえ「キメ台詞とか言ってんな中学生か!」
誠子「やーだー! 私も『御無礼』とか『あンた、背中が煤けてるぜ』みたいのがほしいのー!」
やえ「駄々こねが幼稚園児レベルになってんだけど!?」
誠子「という訳で、どうですかね、私っぽいキメ台詞、なんかいいのないですか?」
やえ「キメ台詞の是非はともかく、なんでそれを私に聞こうと思ったの」
誠子「小走先輩って麻雀してる時になんか普段とは違う感じっていうか、憑依した感じになるじゃないですか」
やえ「……なるけどさ」
誠子「それで、芝居がかったような台詞考えるの上手いかなって」
やえ「いまいち褒められてんのかどうか良く分からない理由だな……」
やえ「そんで、キメ台詞だっけ? 普段は鳴いたときに『ヒット』って言ってるわよね」
誠子「はい、なので、鳴いた結果きちんと上がれたときに言う台詞は何が良いかなって」
やえ「もうあれじゃない? 某グランダーよろしく『フィーッシュ!!!』って言えば良いんじゃない?」
誠子「えー、それなんか、余りにもありきたりすぎません?」
やえ「分かりやすい方がいいのよこういうのは」
誠子「そういうもんなんですか」
やえ「そういうもんよ」
誠子「へぇー、なるほどなー…… 流石先輩全てにおいてぬかりなし!」 キラキラ
やえ「う…… そ、そう、お役に立てたらよかったわ……」
やえ(し、視線が…… 純粋な視線が痛い……)
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