泉「おー、かわええやん」
友香「うー、でもちょっとお高めなんでー……」
泉「どれどれ、うわっ、めっちゃ高い」
絹恵「か、カーディガンにこの値段は流石に出せへんなぁ……」
友香「おこづかいなくなっちゃう……」
泉「んー、せやったらもうお店出ますか?」
絹恵「うん、うちらも特にめぼしいもの無かったしなぁ」
泉「でも、何にも買わないで出てくのもなんかちょっと……」
絹恵「あ、じゃこのメガネでも買ってくわ、フレーム可愛いし」
泉「なんで服屋にメガネ置いてあるん?」
店員「それはディスプレイですお客様!?」
泉「ですよね! 知っとったけど!」
友香「? 愛宕センパイ、もうメガネ持ってるのになんで新しいの買うんでー?」
絹恵「私はメガネのおかげで真っ当な人間になれた、今度は私がメガネを救ってあげよう」
泉「アカンいつものメガネ中毒症状出とるぅ!?」
店員(中毒とは一体)
店員「ありがとうございました-」
友香(結局メガネ買った……)
泉「さて、そろそろお昼ですけどどうします? 何か食べましょうか?」
友香「そういえばちょっとお腹が空いてきたんでー」
泉「そんなことよりおなかがすいたよ」
絹恵「どっか行きたいお店とかあるー?」
泉「あ、そういえば駅の北口のとこに新しいプレートランチのお店出来たらしいですよ」
絹恵「へぇ、行ってみよか」
友香「プレートランチ? って?」
泉「えーと、なんて言ったらええんかな、一つの大きいお皿に色んな料理盛り付けてくれるやつ」
友香「へー、そんなの初めて知ったカモ」
絹恵「あれってアメリカとかの文化やなかった?」
泉「ああ、あれハワイのものらしいですよ、だから森垣も知らんかったんでしょう」
友香「プレートっていうからてっきり大陸移動説的ななにかかと思ったんでー」
絹恵「プレートテクトニクスッ!?」
泉「分かりづらいボケをゴリ押しで無理やり挟むのやめーや」
絹恵「そんじゃとりあえず駅前まで行ってみよか?」
友香「……でも、ちょっと歩き回って疲れたし、どちらかと言えば喫茶店みたいなとこがいいデス……」
泉「まぁ確かに、なんやかんやで結構服買ったしなぁ」
絹恵「さっきのメガネ買ったお店はともかく、そこまででようさん買うたからな」
友香「結構荷物あるし、もう解散でもいい気がするんでー……」
泉「それじゃ近くのランチやってるカフェでも探して……」
絹恵「……あそこにガス○あるで」
泉「…………」
絹恵「…………」
友香「…………」
泉「……明太マヨポテトが食べたい、食べたないですか?」
絹恵「……結構お金使ったしな」
友香「……ドリンクバー最強なんでー」
泉「…………」
絹恵「…………オシャレなカフェ飯なんて無かった、いいね?」
友香「アッハイ」
泉(……我ながらこういう時の団結力ちょっと悲しいわ)
絹恵(気にしたら負けやで)
泉(しれっと脳内で話しかけてくるのやめてくれません!?)