※咲-Saki- の二次創作SSです
※大人(27)のにわちょこです

cocktail-857393_640


知代子「それじゃあ、乾杯」 カチン

菜緒子「乾杯」 カチン

知代子「ナオってこのお店に来るの、結構久しぶりかしら?」

菜緒子「なんだかんだで一か月ぶりくらいね」

知代子「え、あ、あれ、結構あいだが空いてるかと思ったらそうでもなかったわね」

菜緒子「むしろ以前までが頻回すぎただけだと思うのだけど…… チョコと会う時は毎回ここだったじゃない」

知代子「だ、だってここのカクテル美味しいから」

菜緒子「紹介できるイチオシのお店が見つかったからってはしゃがなくてもいいのに」 クスッ

知代子「そ、そんなんじゃありませんしー! ただ単に家からアクセス便利だから使ってるだけだしー!」

菜緒子「高橋うるさい」

知代子「はい」




知代子「そういえば先週の木曜に偶然健夜に会ったんだけどさ」

菜緒子「あら、元気してた?」

知代子「ホテル泊まった時にレストランですれ違ってさ、寝起きのひっどい顔でオレンジジュース飲んでた」

菜緒子「本当にあの子ったら…… 目に浮かぶようだわ」 ハァ

知代子「私はいつもの健夜だ、って安心感を覚えたくらいだからいいんだけどね」

菜緒子「なんで実家のような安心感を覚えているの」

知代子「実家と同じジャージスタイルで朝食食べてたのは向こうの方なんですけど」

菜緒子「本当に…… あの子ったら……」 ハアァァァァ

知代子(ため息すごい) 




知代子「でも仕方ないんじゃない? つくばに移籍してのんびりしてた所から急に忙しくなったらしいし」

菜緒子「夏休み終了直前の学生じゃないのよ」

知代子「あっはっは、まさにそんな感じだ」

菜緒子「まったくもう…… そもそもあの子まだ実家にいるんでしょう?」

知代子「そうらしいわね」

菜緒子「いい加減自活できるようにならないと…… それとも誰か良い人いるのかしら?」

知代子「…………ナオは健夜のお母さんなの……?」

菜緒子「私が娘を持つとしたら、ちゃんと生活力のある子に育てる」

知代子「本人が聞いたらガチで泣く奴だからねそれ」




知代子「んー、そろそろチェイサーを……」

菜緒子「さっき頼んだのがまだあるわよ」

知代子「おっと、そうだった、これはこれは失敬をば」

菜緒子「…………あなたもう酔ってるの?」

知代子「酔ってないですのだ~」

菜緒子「そう、それだったらいいのだけど」

知代子「うへへ、うへへへっへ、ナオ~……」

菜緒子「…………そういえばつぶつぶドリアンジュースを使ったカクテルのレシピを考えていて」

知代子「酔い覚めたから! いや酔ってはいなかったけど! 今酔い覚めたから! 」 ガバァ




菜緒子「……それで、結局こうなるのね……」

知代子「面目ない……」 フラフラ

菜緒子「まぁ、泊めてもらうわけだしあまり文句は言わないけど」

知代子「ご迷惑をおかけいたしまして……」 フラフラ

菜緒子「……私以外の人と飲むときは、こんなことしてちゃダメよ? 色々危なっかしいんだから」

知代子「はぁ~い……」

菜緒子「……ふふ、まったく」