※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
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kyoko


やえ「はぁ……」

ハオ「溜息などついて、どうかしたのですか?」

やえ「ああいや、ごめん、大したことじゃないんだけど、お気に入りの日傘を壊しちゃって」

ハオ「日傘、ですか」

やえ「うん、折り畳みで可愛いやつだったんだけど……」

ハオ「折り畳みではなく、普通のサイズの傘を使うようにすれば壊れなかったかもしれませんね」

やえ「そうかもね…… でも日傘って携帯性が大事だからそこはどうしてもなぁ……」

ハオ「それに風に乗って飛ぶためにはやはり骨組みがしっかりした日傘の方が」

やえ「その用途に日傘使ってんの、あのフレンチだけだかんな?」




ハオ「ですが、そうですね、今日の日差しだと日傘がないと少々厳しいですね」

やえ「そうなのよね…… もう九月なのに日差しが強くて嫌になるわ」

ハオ「まぁまぁ、日差しが強ければ布団を干してふかふかにするという楽しみがあるではないですか」

やえ「妙に所帯じみた楽しみ方してるな……」

ハオ「ふふ、何を言われようが今日の私は無敵です、天候を完璧に読み切って布団を干してきましたから」

やえ「なんでそこおとなしく気象予報士にまかせないの」

ハオ「未来は自分で掴み取るものですから」 キリッ

やえ「なんだかキメ顔でかっこいいこと言ってるけど単に天気予報の話だからこれ」




やえ「でもまぁ、日差しはともかく、暑さ自体は最近わりとマシになってきてるわね」

ハオ「そうですね、ムシムシした感じは薄れてきていて何よりです」

やえ「麻雀打っててもじわっと汗ばむくらいだったもんね…… 冷房ちゃんと効いてるのに……」

ハオ「湿度がありますからね、体感温度がだいぶ違います」

やえ「最近は冷房つけなくても夜ぐっすり眠れるようになって本当よかった」

ハオ「ふふ、そうなるとそろそろ冷たい麦茶ではなく、温かいこちらの出番でしょうか?」 コポコポ

やえ「いつの間に淹れてたのそれ…… ありがとう、これはウーロン茶?」

ハオ「はい、ウーロン茶は冷やしても美味しいですが、やはり淹れたてのホットが一番美味しいですから」

やえ「ふぅー…… ん…… ふぅ、美味し」

ハオ「それは良かったです」 ニコッ

やえ「でも本当に美味しいわねこのウーロン茶、中国から持ってきたの?」

ハオ「あ、いえ、これは単に菫秘蔵の超高級茶葉を勝手に使わせてもらってるだけです」

やえ「本場のお茶とかじゃないの!? っていうかなに人のお茶を勝手に淹れて飲ませてんの!!?」

ハオ「一人で飲むのは寂しいもんな……」 ゴクゴク

やえ「今にも死にそうな儚げな笑顔で道連れ作ってんじゃないわよ!?」