※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

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店員「アリヤトヤッシター」
藍子「どーもー」
藍子(……さて、ランチは買えたけど)
藍子(どこで食べようかなぁ、大学に行くにも家に帰るにもちょっと遠いし)
藍子(ベンチかなにか探すか……この辺りになんかあったっけ……)
藍子(……そういえばこの先に公園があったような? うろ覚えだけど)
藍子(まぁベンチがなかったら草の上にでも座ればいいかな、天気もいいし)
藍子(…………動物のフンとかがなければだけど……)
藍子(……自分で考えて自分で気持ち悪くなってるの、流石に頭悪すぎるのでは)
藍子(……さっさと行こう)
藍子(焦るんじゃない、私は腹が減っているだけなんだ)
~ 公園 ~
藍子「っと、ここだ、ここ」
藍子「ベンチ、ベンチ~っと……」
藍子(……ん?)
藍子「…………この音は」
エイスリン「~♪」 カキカキ
藍子「」
エイスリン「~♪~~♪」 カキカキ
藍子「」
エイスリン「~~~♪♪♪!!」 カキカキ
藍子「」
藍子(エイスリンプロ……熱唱しながら写生とか完全に自分の世界ですやん……ノリノリやん……)
藍子(いくら人気の少ない平日昼過ぎの公園だからって流石にそれは流石に)
藍子(……違うところにいこう、向こうも知り合いに見られたら恥ずかしいだろうし)
エイスリン「ハイ! ラーンコ♪」 ギュー
藍子「突然のハグううううううううううおうぇえぇあぁああええええ!??」 ビクッ
エイスリン「!!??」 ビビクッ
藍子「どうもお久しぶりです」
エイスリン「オヒサシブリ!」
藍子「今日は天気いいですよねー、ランチ日和です」 ガサガサ
エイスリン「ワタシ、アル! オニギリ!」
藍子「手作りときたか!」
エイスリン「クルミガクレタヨ!」
藍子「そっかぁ、鹿倉先輩の家事場の馬鹿力は流石ですなぁ」
エイスリン「ランコハ?」
藍子「これですか? 向こうのほうにあるお店で買った蕎麦ガレットですね」
エイスリン「……??? オソバ? ガレット?」
藍子「ああえっと、蕎麦っていうのは麺のことじゃなくて、蕎麦の粉を使ったというか、そういうやつです多分」
エイスリン「!」
藍子「こういうやつです、生地に黒いつぶつぶあるでしょ?」
エイスリン「oh…… ニホンジンノarrangeスゴイ……」
藍子「あっはっは、でも、鹿倉先輩手作りのお弁当も美味しそうですよね」
エイスリン「! ヒトクチ、タベル?」
藍子「いいんですか? それじゃ交換しましょう!」
エイスリン「パセリアゲル!」 ニッコリ
藍子「うーんこの天使の笑顔から容赦のない鮫トレード」
藍子「ところで今日はお散歩ですか? 麻雀はお休み?」
エイスリン「オヤスミ、ダヨ」
藍子「天気いいですもんねー、秋空って感じの高い青空で」
エイスリン「ホカノミンナ、イソガシイカラ、ヒトリ」
藍子「まぁ普通に平日ですからね今日、私は偶然授業入れてないだけだし」
エイスリン「ダカラ、ダレカクルヨウニシテ、マッテタ!」
藍子「今度から私も遠慮なく誘ってくださいよ、大学二年生は結構暇な時間多いんですから」
エイスリン「! ア、アリガト……」 カアァァッ
藍子「ははは、天使かよ」
藍子(………………ん?)
藍子(『誰か来るようにして待ってた』って言った? 今?)
藍子(…………)
藍子(……いやぁ、プロってスゴイナー)