※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
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biyouin


誠子「んー、ちょっと髪の毛伸びてきたかなぁ」

菫「? そんなに長くはないだろ?」

ハオ「言われてみると、以前よりは少々長いかもしれませんが」

誠子「明日にでも美容院に行くかぁ」

菫「別にいいじゃないか、女の子なんだから少しくらい伸ばしてみたらどうだ?」

誠子「あー、なんというか、長髪ってあんまり慣れないというか、落ち着かないんですよねぇ」

菫「そういえば高校の時も頑なに短髪で通してたな」

ハオ「もったいない、せっかく美人なのですから」

誠子「あははは、いいって別に私は、そういうのは」

菫(さり気なく美人の部分否定しなかったぞこいつ)

誠子「まぁそもそも美人ではないけどねー私」

菫「いや私も亦野は美人だと思ってるけどな!? ちょっとした所が気になっただけでな!??」

誠子「え、ちょ、どうしたんですかいきなり慌てて、誰に言ってるんですかそれ」




ハオ「美容院はどちらに行かれているんですか?」

誠子「駅前にあるMeki-Mekiっていう美容院だよ」

菫「ああ、腕が良いらしいな」

誠子「? 伝聞ですか?」

菫「雑誌で見たことがあるだけなんだ、私はいつも家のお手伝いさんに手入れしてもらっているから」

ハオ「お、お嬢様……!」

誠子「お、お嬢様……!」

菫「……そういうのはやめてくれと言っているだろう」

誠子「いえ、今のは距離を離して崇めようというより単純にちょっと煽っただけです」

菫「お前それ正直に言ったからって許されるというわけでもないからな?」




誠子「ハオは美容院どこ使ってるんだ?」

ハオ「私はレオナルドという美容室です」

誠子「レオナルド? 聞いたことないな、どこにあるの?」

ハオ「いくつか向こうの駅前にある美容院ですね」

菫「えっ、わざわざ美容院に行くために電車に乗って行くのか」

ハオ「はい、腕を信頼している美容師さんがいらっしゃるので」

誠子「まぁそういうことなら通う価値があるのかな、特に珍しい話ではないよな」

菫(そ、そうなのか)

ハオ「というより、日本に来てから初めて紹介された美容院なので、そこ以外に行く機会がなくなってしまって」

菫「ああ、美容院は一度決めると変え辛いと言うしな」

ハオ「はい、他を開拓するのも億劫なんですよ」

誠子「ハオの髪って綺麗な濡れ羽色だもんな、私ちょっと天パ気味だからちょっと羨ましいや」

ハオ「それを言うなら菫でしょう、とても綺麗なロングですよ」

誠子「確かに、なんというか、ふつくしいという感じで」

菫「おっ、お前ら…… さっきからなんなんだ、私を褒め倒して何がしたいんだ」

誠子「今のは単純に褒められて満更でもない先輩が楽しいので褒めているだけです」

菫「だからお前それ正直に言ったからって許されるというわけでもないって言ってるだろ!?」