泉「分かっとるて、森垣がお嬢様やのに昨日ドカ盛りラーメンに挑戦してクリアしてもうた話やろ?」
友香「神域ィ!」
憧「いや違うけど!? ていうかアンタ本当に何やってんの!!?」
友香「…………ふと気になって並んだら大変なことになったんでー……」
憧「よかった、まだ後悔できてるだけ魂まで堕ち切ったわけじゃなさそうだわ……」 ホッ
泉「ドカ盛りラーメンは禁断の果実かなんかか」
憧「だ・か・ら! 私が気付いたのはそうじゃなくて! 私たち女子大生よね!?」
泉「そういうことになっとるハズやけども」
友香「なっとることになっとるんでー」
憧「じゃあ! なんで! オシャレとかそういう女子大生っぽい会話を一回もしたこと無いの私たち!?」
友香「…………???」
泉「…………???」
憧「なんでそんな『コイツ何言ってんだ』みたいな顔してんの!?」
憧「だってこの三人でいるときにそういう話した覚えゼロなんだもん」
泉「いや、まぁな、私らも女の子やし、そらそういうのに興味がないわけやないねん」
友香「うん、学科の子たちとはたまにそういう話したりする」
憧「……じゃあなんで」
泉「いや、まぁ別に特に理由はないねんけどな」
憧「……は?」
友香「うん、特に理由はないかも」
泉「いや、むしろ私らもいま言われてみて疑問に思うレベルやでこれ」
友香「んー、本当なんでなんだろ、訳わかんないんでー」
憧「……………………はあああああああぁぁぁぁぁぁ」
友香「ため息すごい」
泉「まぁアレやな、オシャレの話は他の友達でも出来るけど、アホな話できるんは自分らだけやしな」
友香「ああ、それは確かにあるかもしれないんでー」
憧「ええ~? なんかアンタら誰に対してもボケまくってるイメージしかないんだけど……」
泉「おうおうゆーてくれるやんけ、私の乙女力(おとめぢから)溢れるゆるふわトークスキル知らんな?」
憧「したことないっつってんでしょ」
友香「まぁ(頭が)ゆるふわなのは容易に想像できるんでー」
泉「いま凄い大事な部分が略されたような気がするんやけど」
憧「風邪ひかなさそうだしね」
泉「それボカしてるようでいてストレートに馬鹿にしてるやつやからな?」
憧「じゃあいい加減ノースリーブ止めなさいよ……見るからに寒そうだから……」
泉「冬はちゃんと普通の服着てるけど!?」
友香「そんな、泉がノースリーブをやめるなんて怜センパイが太ももフェチ辞めるレベルの事件なんでー!?」
泉「アレレベルなんか私のノースリーブ!?」
怜「先輩をアレ呼ばわりとは偉ろなったもんやな泉ぃ?」
泉「なんでいきなり居てはるんですか先輩!?」
でーちゃんの私服はホットパンツだといいなフヘヘ