※中学校ニワチョコのSSです
ニワチョコが同棲していないという前提で書いています

fasgaga


チュンチュン チチチ……

知代子「……っと、朝か……」 ハァ

知代子「……まだ時間あるし、軽く仮眠をとっても――」ピピピ

知代子「っと、電話? ナオから?」

菜緒子『……もしもし、ちょこ?』

知代子「どーしたの? ナオから電話かけてくるなんて珍しいじゃない、しかもこんな朝に」

菜緒子『あ、良かった起きてた、それじゃまた後で』

プツッ ツーツーツー

知代子「…………」

知代子「…………」

知代子「………………ええ……(困惑)」




知代子「いってきまーす」 ガチャ

菜緒子「おはよう」

知代子「……おはよう」

菜緒子「早く登校しましょう、多少時間に余裕はあるけれども」

知代子「いや、て言うかさっきのなんなのアレ」

菜緒子「GW後の初日に遅刻とか貴方ならやりかねないと思ったのよ」

知代子「でっかいお世話っすよ!?」

菜緒子「家の前で待ってるのは私の方なのだから、少しくらい予防策を張っても許されるでしょう」

知代子「ぐぬ、そ、それを言われると強く言えない……」




知代子「それにしても、ナオはいちいちお節介すぎるのよ」

菜緒子「あら、つい一か月前、入学式の日だというのに寝坊しかけたのはどこの誰だったかしら」 ハァ

知代子「……ぐっ、ここにいる、私、です…………」

菜緒子「まったく…… 入学式で緊張して寝付けなかったと聞いた時は呆れたわ、小学生そのものね」

知代子「ま、まだ中学校の入学式前だったんだから実質小学生みたいなもんでしたしー?」

菜緒子「小学生でも中学生でもなかった訳だから、どちらかと言えば…… 無職?」

知代子「いくらなんでも外聞が悪すぎる」




菜緒子「ところで今日の三限目の数学、GWで結構な量の宿題あったけど大丈夫?」

知代子「大丈夫! 完璧よ! ついさっきまでほぼ徹夜して必死でやって終わらせたから!」

菜緒子「それ微塵も大丈夫じゃないから」

知代子「い、いやー、GW中は慕たちとチャットしたりして忙しかったからねー」

菜緒子「私も同じ条件なのだけれど」

知代子「――ハイ、スミマセンデシタ」

菜緒子「まったく……ま、ちゃんと終わらせたことは褒めてあげるわ」

知代子「あの先生を怒らせちゃダメだって入学してから一か月で嫌というほど学んだからね……」

菜緒子「普通よ、ちゃんとしてれば」

知代子「…………で、そんな普通な菜緒子さんにお願いがあるんですけどぉ……」

菜緒子「お断りするわ」

知代子「早いわよ! せめてお願いの内容を聞いてからにしてくれてもいいじゃない!」

菜緒子「……大体予想つくのだけれど…… なにかしら?」

知代子「明日期限の英語の宿題を教えt」

菜緒子「高橋、土下座」

知代子「この往来で!?」