今日の一言:現在定期更新をお休みしているのですよ (4/20)

小走やえ

いい意味で行き当たりばったり【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

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菫「………」(PCカタカタ

恭子「………」(PCカタカタ

菫「……ここの牌譜、印刷した奴どこにある?」

恭子「あ、それ亦野が持ち帰って勉強する言うとったわ」

菫「ほう、熱心だな」

恭子「釣りしとる間ヒマらしいからな」

菫「…………潮風でしけったりしそうだな」

恭子「まぁ別にええんちゃう、ダメになってもどうせ印刷できるんやし」

菫「牌譜がダメになったら作り直すのはデータを管理してる人なんだが」

恭子「亦野あいつボコそう」

菫「落ち着けデータ管理人」




菫「ところでお前は今なにやってるんだ?」

恭子「ん? 来週からのランキング戦のトナメ表作っとる」

菫「ああ、あれか」

恭子「インカレ前最後のランキング戦やからな、今期こそ皆殺しにしたるわ」

菫「さっきからお前の言動がやたら物騒なのはなんなんだ?」




恭子「…………もうインカレ始まるんやな」

菫「そうだな、なんだかんだもう最後の大会だ、その後はアマチュア引退だ」

恭子「辻垣内とか小走なんかはプロになるんやろけど、弘世はどうなん?」

菫「私か? どうだかな、指名されたら考える」

恭子「そうか、ちなみに私はここまでにするつもりやで」

菫「…………お前」

恭子「ま、そういう訳で個人的な希望としては、最後の大会くらいは悔いなく勝って終わりたいとこやな」

菫「ふ、何を言い出すかと思えば、今までと変わらんだろ、入学した時から全国制覇しか考えてないくせに」

恭子「いや、入学した頃はもっとこう、大学デビューしたいなーとか考えてた気ぃするわ」

菫「台無しだよ」




菫「ま、私にとっても最後の公式戦になるかもしれないんだ、元より全力で挑むことに変わりはないさ」

恭子「それでええよ、いつも通りやって、いつも通り勝ってくれ」

菫「当然だ、至極当たり前のように勝ってみせるさ」

恭子「ん」

菫「…………本当にプロにならないのか?」

恭子「そもそも指名されんし」

菫「いや絶対そんなことないだろ、私が指名されるんならお前だってされるぞ多分」

恭子「はぁ? プレイヤーとして特に何の特徴もない打ち手やで、もしうちがスカウトやったら絶対なしやわ」

菫「いや、お前はたぶん指名される、このカシオミニを賭けてもいい」

恭子「なんで突然電卓を取り出したん……?」

菫「さぁ、どうなんだ」

恭子「わかったわかった、もし仮に指名なんてされたらなんでも言う事聞いたるわ」

菫「よし、言質は取った、首を洗って震えて待て」

恭子「なんか今日はグイグイくるんやけどなんなん?」

菫「これは末原をプロにするためにますます負けるわけにはいかなくなったな」

恭子「なんでこいつかつて無いほどにやる気出しとるんや……」




~ 翌日 ~

菫「…………という訳だ、お前たち! インカレで絶対に負けるなよ! いいな!」

真佑子「そういう事なら仕方ありませんね! ぜっっっっっっったいに全国制覇です!」

数絵「魔法☆雀士 すえはらキョーコの伝説はここから始まる!」

誠子「ヒャッハー!」

ハオ「さすがに気分が高揚します」

恭子「あ、わかった、こいつらアホなんや」

やえ「最後の最後で今さら気付いたの?」

智葉「まぁ結果的には変わらないだろ、優勝するだけだ」

恭子「いや、確かに、確かにそうなんやけど…… 優勝はするんやけど……」

誠子「とりあえずドラフトの記者会見に備えて、今からオーダーメイドでドレスを注文しましょう!」

数絵「菫さんのアルバイト先と相談して衣装の調達先を紹介してもらいましょうよ!」

ハオ「では私はステッキを調達してきますね!」

真佑子「魔法少女ですもんね! 魔法のステッキはやっぱり必須ですよねー!」

恭子「………………なんでやろ、なんか軽率に人生のレール踏み間違えた気がふつふつとしてきた」

やえ「あきらめなさい」

恭子「………………どないしよ……」




代走不在 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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やえ「…………ッ」 タン

智葉(小走の奴……対局中だというのに……集中していない?) タン

誠子(いや、ある意味集中してるというか……鬼気迫る感じではあるけど) タン

ハオ (……というより、これは…………) タン

やえ「……ッ!」 フルフル

智葉(なにか、悲しいような、激情を堪えている……?)

やえ「……これを通らば、リーチ」 タン

智葉「残念だが通らないな、3900もらうぞ」 パララ

やえ「……ッ…………はい、これで終了ね」 カチャカチャ

ハオ「リーチ棒含めてサトハがトップですね、お疲れ様でした」

誠子「……あの、小走先輩どうかしたんですか? なんだかさっきから落ち着きがないような」

やえ「……なんでもないわ、私が最下位だから抜けるから」 ガタッ

ハオ「えっ、はい……」

やえ「……!」 ダッ

誠子「…………小走先輩、なんだかすごく深刻そうでしたね」

ハオ「一目散に部室から出て行ってしまいましたし……」

誠子「辻垣内先輩、どうしたらいいんでしょうか」

智葉「……心配なのは分かるが、あいつが話さないうちはあいつの問題だ、何を悩んでるかは知らんがな」

ハオ「サトハ……」

智葉「歯がゆいだろうが、私たちにできるのはあいつが話してくれることを待つことだろう」

誠子「……そう、ですね」

恭子「ん、なに、小走の話しとるん?」 トビラガラー

ハオ「いえ、なにか思いつめているようで…… 心配していたのです」

恭子「そうなん? さっきトイレからめっちゃスッキリした顔で出てきてたけど」

誠子「ただトイレ我慢してただけじゃないですか!!?」

ハオ「あいつが話さないうちはあいつの問題だ(キリッ」

智葉「ほう、命が惜しくないようだな、卓につけ」

誠子「私はそこまで煽ってないですよ!?」

智葉「末原も座れ、ちょうど空いた」

恭子「うち関係あらへんねんけど!?」



あったかお鍋【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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恭子「そろそろ鍋の季節も終わりやなぁ」

真佑子「そういえば私、今シーズン食べてなかったかもしれません、お鍋」

やえ「今年って白菜高かったもんなぁ」

恭子「今週末うちで鍋やる? 大きめの土鍋あんで」

真佑子「土鍋って……末原先輩一人暮らしでしたよね? なんでそんなものを?」

恭子「宴会用やな、普段の料理ではほとんど使わんし」

やえ「そういえばあれっていつ買ったの? 大学一年の頃は持ってなかったわよね」

恭子「あれなぁ、一年の冬に友達が持ってきたまま置いてったんやけど」

真佑子「鍋を?」

恭子「鍋を」

やえ「どういう状況なのよ……」

恭子「いやそいつ突然『鍋食いたい』って言い出してな、土鍋なんかない言うたらいきなり無印で買うてきて」

やえ「どんだけ鍋食べたかったのよそいつ」

真佑子「鍋を買う(そのものを)」




やえ「その友達ってあれでしょ、愛宕でしょ?」

恭子「ん? よう分かったな、この話したことあったっけか?」

真佑子「愛宕って……愛宕洋榎プロのことですか」

やえ「いや聞いてはないけど、そんなアホなことするような友達っていったら大概アイツでしょ」

恭子「はは、強く言い返せへんな」

真佑子「末原先輩と愛宕プロが同じ高校だったのは存じてますが、小走先輩ともお知り合いだったんですか?」

やえ「ええまぁ、あいつ結構有名だし」

恭子「高校時代に結構練習試合したことあんねん」

真佑子「あ、そういえば同じ関西でしたね」

恭子「こいつと洋榎、表面上は穏やかに対戦してても内面ムキになって喧嘩みたいに対局しててなぁ」

やえ「あっちがムキになってるだけでしょ!」

恭子「な?」

真佑子「小走先輩、同い年の強い人と打つ時だいたいそんな感じですもんね!」

やえ「あ゛あ゛ん゛!?」

真佑子「ぴいっ!?」 ガガーン

恭子「女子大学生が出しちゃいけない声出とるぞ」




真佑子「愛宕プロって結構末原先輩のお部屋に遊びに来られるんですか?」

恭子「ん? ああ、まぁたまにな、アポなしで突然やけど」

やえ「あんた一回ガツンと言わないとアイツちゃんと分からないわよ」

恭子「まぁ別に迷惑って訳でもないし……」

やえ「あんたねぇ……」

恭子「家に居らへんくて二時間玄関に放置してた事とかあったし」

真佑子「普通に酷い」

やえ「アポなしって言っても流石にその時くらいは連絡来てたんじゃないの?」

恭子「授業中で出るの面倒やったからな、携帯無視して帰ったら玄関先でさめざめ泣いてた」

やえ「普通に酷い」

恭子「流石に悪かったと思ったんやけどなぁ、そのあと鍋作ってやったら機嫌が一瞬で直って困惑したわ」

やえ「どんだけ鍋食べたかったのよそいつ」




気疲れに気付かれ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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菫「あ、あけまして、おめで、とう……」 トビラガララ

真佑子「おめで…… せ、先輩どうしたんですか、なんだか……」

やえ「いつにも増して顔色というかオーラが陰気だけどどうかしたの」

菫「ふふ、その毒舌すら懐かしい……心地よさすら感じるな……」

やえ「アンタなんか気持ち悪いんだけど!?」

真佑子「とうとう罵声で快感を覚えられるようになったんですね先輩! 私はやってくれると思ってました!」

やえ「こっちはこっちで言いぐさが酷いんだけど!?」

菫「とうとうって何だよ! 普段からそんな風に思ってたのお前!?」

 


菫「いや、な、昨日まで正月休みだっただろ」

やえ「そうね、私は奈良帰ってたけど」

菫「我が家には年始の挨拶に来る人が結構いるんだが」

真佑子「そうなんですか、親類の方が多いんですね?」

菫「ああ、まぁ父の仕事関係というか、そんなようなものなんだが……」

やえ「……? いまいち話が見えてこないんだけど」

菫「…………気遣いとお世辞にまみれた会話を年始の三が日ずっと続けていてな……」 ゲンナリ

真佑子「うっわぁ……『かなりお嬢様』すごい……」

やえ「私だったら外に出かけっぱなしにしてるわね」

菫「そういう訳にもいかないんだよ付き合いがあるから…… 本当に参った」 ハァ

真佑子「なんかここまで参ってる弘世先輩を見るの初めてかもしれないです」

やえ「つきあいの長いアンタでも?」

真佑子「ええ、高校時代、大会で私たちの学校と戦ってるときのほうがまだ断然余裕そうな表情でした」

やえ「胸張って言うことじゃないかんな」




真佑子「そ、それじゃあ弘世先輩を元気づけるため、ぱーっと遊びにでも行きましょう!」

菫「いや、私は心配ない、大丈夫だよ、心配かけていたらすまん」

真佑子「ええ、でも……」

菫「気持ちは嬉しいがな、今日はこれから練習だ、じき他のメンバーも来る」

真佑子「そ、そうですか……」

やえ「そうそう、むしろこの機に乗じてタマとったるくらいに思わなきゃダメだかんな」

菫「なんでいきなり業界用語を混ぜてきたんだ?」

真佑子「私はチンピラか何かなんですかね……」

あ、悪魔たん 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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※菫さんは喫茶店でアルバイトをしています


菫「新しいケーキ……ですか?」

店長「ええ、新しいコーヒー豆を仕入れるので、セットにする新ケーキを考えてほしいんですが」

菫「しかし、私はあまりそういうのに詳しくないので、考えると言われましても……」

店長「ああ、別にレシピを考えてほしいとかそういう訳ではなくて、こういうのが食べたいな程度で結構ですよ」

菫「は、はぁ……」

店長「常連のお友達の皆さんの意見なんかもいただけると助かります、お手数ですがよろしくお願いしますね」




菫「……というわけなんだが、何か意見くれないか?」

やえ「ケーキって言ってもねぇ……あそこの喫茶店って結構ケーキのメニュー多くなかった?」

真佑子「はい、確か通常メニューだけで十個くらいあったような」

ハオ「それに加えて日替わりセットもありますからね、それだけで通いつめたくなるくらいです」

菫「そうなんだ、ショートとかモンブランとか、主だったメニューは既にあるから、なかなかアイディアが出なくて」

やえ「……十分じゃないの?」

菫「あのマスターはサービスに対して孤高の求道者みたいなスタンスでいるから、満足することなどないんだ」

やえ「サービスを提供する側が満足しないってよく考えなくても意味分かんないな……」

真佑子「孤高の求道者って言うと俺より強い奴に会いに行く人のイメージしか出てこないんですけど……」

ハオ「マスター(達人)」

菫「あながち間違ってはいないかもな、接客のために分身したりするからあの人」

やえ「ちょっとどころじゃなく人間止めてない?」




菫「多治比はお菓子作るの得意だろ、何かアイディアないか?」

真佑子「た、確かに作りますけど所詮アマチュアという意味ではあまり変わらない気がします」

ハオ「ですが、少なくとも日頃おかゆばっかり作っている私よりは洋菓子には詳しいでしょう」

やえ「今さら中国人らしさをアピールされても反応に困るんだけど……」

菫「私たちよりよっぽど日本人臭いよなこいつは」

ハオ「怎麼了?」 ニコッ

やえ「中国語での笑顔の圧力が怖いからやめい」




真佑子「うーん、新しい豆ってどういうコーヒーなんですか?」

菫「え? ああ、確か名前はエレファント、なんだったか? 酸味と甘みがあるコーヒーだったな」

やえ「調べたらそれっぽいの出てきたけど、これかな? ラオスのエレファントマウンテンっていうやつ」

ハオ「ラオスと言えば象ですからね、それじゃないですか?」

菫「比較的苦くないコーヒーだったから、軽めのあっさりした味がいいかもしれないな」

ハオ「そうですね、甘すぎるとコーヒーのほうが負けてしまいますし」

真佑子「そうするとやっぱりシフォンケーキみたいなものがいいですかね? すみません、ありきたりな意見で」

菫「まぁいいんじゃないか? そういうシンプルな方向性がいいっていう意見だけでも十分だ、たぶん」

真佑子「いや、もうちょっとこうアクセントというか、オリジナリティある意見を言わないと申し訳ない気が……」

やえ「あんたさっき自分でアマチュアって言ってたじゃんか、別に気にする必要ないでしょ」

真佑子「そう、麻雀でもそう、私はいつだって特徴がなく、そして結局カマセになる運命……ふふ……」 ドヨーン

菫「……なんでこいつはいきなりトラウマを発症してるんだ」

やえ「自分で自分の地雷踏みに行くとか器用なことするな……」




ハオ「大丈夫ですよ、心配しないでください真佑子」

真佑子「ハオちゃん……?」 グスン

ハオ「真佑子の噛ませっぷりは天下一品です、自信を持ってください」 肩ポン

真佑子「酷くない?!」

やえ「そっち肯定すんの!?」

菫「なんであえてトドメ刺しに行ったんだ……」

ハオ「人聞きが悪いですね、せいぜいバンジージャンプで躊躇してる人の背中を押したくらいのレベルですよ」

やえ「いやそれ十分悪の所業だかんな!?」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。気まま更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

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