今日の一言:200本の時にはなにしようかな  (10/27)

弘世菫

気疲れに気付かれ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

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菫「あ、あけまして、おめで、とう……」 トビラガララ

真佑子「おめで…… せ、先輩どうしたんですか、なんだか……」

やえ「いつにも増して顔色というかオーラが陰気だけどどうかしたの」

菫「ふふ、その毒舌すら懐かしい……心地よさすら感じるな……」

やえ「アンタなんか気持ち悪いんだけど!?」

真佑子「とうとう罵声で快感を覚えられるようになったんですね先輩! 私はやってくれると思ってました!」

やえ「こっちはこっちで言いぐさが酷いんだけど!?」

菫「とうとうって何だよ! 普段からそんな風に思ってたのお前!?」

 


菫「いや、な、昨日まで正月休みだっただろ」

やえ「そうね、私は奈良帰ってたけど」

菫「我が家には年始の挨拶に来る人が結構いるんだが」

真佑子「そうなんですか、親類の方が多いんですね?」

菫「ああ、まぁ父の仕事関係というか、そんなようなものなんだが……」

やえ「……? いまいち話が見えてこないんだけど」

菫「…………気遣いとお世辞にまみれた会話を年始の三が日ずっと続けていてな……」 ゲンナリ

真佑子「うっわぁ……『かなりお嬢様』すごい……」

やえ「私だったら外に出かけっぱなしにしてるわね」

菫「そういう訳にもいかないんだよ付き合いがあるから…… 本当に参った」 ハァ

真佑子「なんかここまで参ってる弘世先輩を見るの初めてかもしれないです」

やえ「つきあいの長いアンタでも?」

真佑子「ええ、高校時代、大会で私たちの学校と戦ってるときのほうがまだ断然余裕そうな表情でした」

やえ「胸張って言うことじゃないかんな」




真佑子「そ、それじゃあ弘世先輩を元気づけるため、ぱーっと遊びにでも行きましょう!」

菫「いや、私は心配ない、大丈夫だよ、心配かけていたらすまん」

真佑子「ええ、でも……」

菫「気持ちは嬉しいがな、今日はこれから練習だ、じき他のメンバーも来る」

真佑子「そ、そうですか……」

やえ「そうそう、むしろこの機に乗じてタマとったるくらいに思わなきゃダメだかんな」

菫「なんでいきなり業界用語を混ぜてきたんだ?」

真佑子「私はチンピラか何かなんですかね……」

あ、悪魔たん 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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※菫さんは喫茶店でアルバイトをしています


菫「新しいケーキ……ですか?」

店長「ええ、新しいコーヒー豆を仕入れるので、セットにする新ケーキを考えてほしいんですが」

菫「しかし、私はあまりそういうのに詳しくないので、考えると言われましても……」

店長「ああ、別にレシピを考えてほしいとかそういう訳ではなくて、こういうのが食べたいな程度で結構ですよ」

菫「は、はぁ……」

店長「常連のお友達の皆さんの意見なんかもいただけると助かります、お手数ですがよろしくお願いしますね」




菫「……というわけなんだが、何か意見くれないか?」

やえ「ケーキって言ってもねぇ……あそこの喫茶店って結構ケーキのメニュー多くなかった?」

真佑子「はい、確か通常メニューだけで十個くらいあったような」

ハオ「それに加えて日替わりセットもありますからね、それだけで通いつめたくなるくらいです」

菫「そうなんだ、ショートとかモンブランとか、主だったメニューは既にあるから、なかなかアイディアが出なくて」

やえ「……十分じゃないの?」

菫「あのマスターはサービスに対して孤高の求道者みたいなスタンスでいるから、満足することなどないんだ」

やえ「サービスを提供する側が満足しないってよく考えなくても意味分かんないな……」

真佑子「孤高の求道者って言うと俺より強い奴に会いに行く人のイメージしか出てこないんですけど……」

ハオ「マスター(達人)」

菫「あながち間違ってはいないかもな、接客のために分身したりするからあの人」

やえ「ちょっとどころじゃなく人間止めてない?」




菫「多治比はお菓子作るの得意だろ、何かアイディアないか?」

真佑子「た、確かに作りますけど所詮アマチュアという意味ではあまり変わらない気がします」

ハオ「ですが、少なくとも日頃おかゆばっかり作っている私よりは洋菓子には詳しいでしょう」

やえ「今さら中国人らしさをアピールされても反応に困るんだけど……」

菫「私たちよりよっぽど日本人臭いよなこいつは」

ハオ「怎麼了?」 ニコッ

やえ「中国語での笑顔の圧力が怖いからやめい」




真佑子「うーん、新しい豆ってどういうコーヒーなんですか?」

菫「え? ああ、確か名前はエレファント、なんだったか? 酸味と甘みがあるコーヒーだったな」

やえ「調べたらそれっぽいの出てきたけど、これかな? ラオスのエレファントマウンテンっていうやつ」

ハオ「ラオスと言えば象ですからね、それじゃないですか?」

菫「比較的苦くないコーヒーだったから、軽めのあっさりした味がいいかもしれないな」

ハオ「そうですね、甘すぎるとコーヒーのほうが負けてしまいますし」

真佑子「そうするとやっぱりシフォンケーキみたいなものがいいですかね? すみません、ありきたりな意見で」

菫「まぁいいんじゃないか? そういうシンプルな方向性がいいっていう意見だけでも十分だ、たぶん」

真佑子「いや、もうちょっとこうアクセントというか、オリジナリティある意見を言わないと申し訳ない気が……」

やえ「あんたさっき自分でアマチュアって言ってたじゃんか、別に気にする必要ないでしょ」

真佑子「そう、麻雀でもそう、私はいつだって特徴がなく、そして結局カマセになる運命……ふふ……」 ドヨーン

菫「……なんでこいつはいきなりトラウマを発症してるんだ」

やえ「自分で自分の地雷踏みに行くとか器用なことするな……」




ハオ「大丈夫ですよ、心配しないでください真佑子」

真佑子「ハオちゃん……?」 グスン

ハオ「真佑子の噛ませっぷりは天下一品です、自信を持ってください」 肩ポン

真佑子「酷くない?!」

やえ「そっち肯定すんの!?」

菫「なんであえてトドメ刺しに行ったんだ……」

ハオ「人聞きが悪いですね、せいぜいバンジージャンプで躊躇してる人の背中を押したくらいのレベルですよ」

やえ「いやそれ十分悪の所業だかんな!?」

カッコカワイイ先輩 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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誠子「んー、ちょっと髪の毛伸びてきたかなぁ」

菫「? そんなに長くはないだろ?」

ハオ「言われてみると、以前よりは少々長いかもしれませんが」

誠子「明日にでも美容院に行くかぁ」

菫「別にいいじゃないか、女の子なんだから少しくらい伸ばしてみたらどうだ?」

誠子「あー、なんというか、長髪ってあんまり慣れないというか、落ち着かないんですよねぇ」

菫「そういえば高校の時も頑なに短髪で通してたな」

ハオ「もったいない、せっかく美人なのですから」

誠子「あははは、いいって別に私は、そういうのは」

菫(さり気なく美人の部分否定しなかったぞこいつ)

誠子「まぁそもそも美人ではないけどねー私」

菫「いや私も亦野は美人だと思ってるけどな!? ちょっとした所が気になっただけでな!??」

誠子「え、ちょ、どうしたんですかいきなり慌てて、誰に言ってるんですかそれ」




ハオ「美容院はどちらに行かれているんですか?」

誠子「駅前にあるMeki-Mekiっていう美容院だよ」

菫「ああ、腕が良いらしいな」

誠子「? 伝聞ですか?」

菫「雑誌で見たことがあるだけなんだ、私はいつも家のお手伝いさんに手入れしてもらっているから」

ハオ「お、お嬢様……!」

誠子「お、お嬢様……!」

菫「……そういうのはやめてくれと言っているだろう」

誠子「いえ、今のは距離を離して崇めようというより単純にちょっと煽っただけです」

菫「お前それ正直に言ったからって許されるというわけでもないからな?」




誠子「ハオは美容院どこ使ってるんだ?」

ハオ「私はレオナルドという美容室です」

誠子「レオナルド? 聞いたことないな、どこにあるの?」

ハオ「いくつか向こうの駅前にある美容院ですね」

菫「えっ、わざわざ美容院に行くために電車に乗って行くのか」

ハオ「はい、腕を信頼している美容師さんがいらっしゃるので」

誠子「まぁそういうことなら通う価値があるのかな、特に珍しい話ではないよな」

菫(そ、そうなのか)

ハオ「というより、日本に来てから初めて紹介された美容院なので、そこ以外に行く機会がなくなってしまって」

菫「ああ、美容院は一度決めると変え辛いと言うしな」

ハオ「はい、他を開拓するのも億劫なんですよ」

誠子「ハオの髪って綺麗な濡れ羽色だもんな、私ちょっと天パ気味だからちょっと羨ましいや」

ハオ「それを言うなら菫でしょう、とても綺麗なロングですよ」

誠子「確かに、なんというか、ふつくしいという感じで」

菫「おっ、お前ら…… さっきからなんなんだ、私を褒め倒して何がしたいんだ」

誠子「今のは単純に褒められて満更でもない先輩が楽しいので褒めているだけです」

菫「だからお前それ正直に言ったからって許されるというわけでもないって言ってるだろ!?」

気になるあいつ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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菫「…………」

真佑子「……弘世先輩、どうかしたんですか?」

やえ「さぁ? 私が部室来た時からああだったけど」

菫「……多治比か」

真佑子「多治比ですが」

菫「多治比ッ! 小走ッ! 君の意見を聞こうッ!」

真佑子「特にハサミ討ちの形にはならないとは思いますが、私でよければ」

やえ「テンションというか、頭がおかしくなったのかしら」




菫「淡…… 大星の話なんだがな」

真佑子「大星さんですか?」

やえ「大星淡ってあの、松山フロティーラの? そういえばあんたの後輩なんだっけ?」

菫「そうだ、付け加えるなら、今でも私や亦野、多治比とはたまに会ってるな」

真佑子「彼女が関東に遠征に来る時くらいですけどね、会えるの」

やえ「そんで、その大星がどうかしたの」

菫「いや、あいつもな、プロになってからずいぶん経つわけだ」

真佑子「まだ一年目なのに、ちょくちょく試合に出られてて凄いですよね」

やえ「最近はずっと一軍帯同してるからな、十分すぎるくらい活躍してるだろ」

菫「……………………………………そう、それなんだ」

やえ「は?」

真佑子(沈黙長かったなぁ)

菫「あいつは箱入りで世間知らずだから…… 舞台裏で何かやらかしてやしないかと心配で心配で」

真佑子「はぁ」

菫「私たちになら傍若無人な態度も許そう、だが社会人としてあの礼儀知らずを出そうもんなら」

やえ「そうねぇ、まぁ心配なのはよ~~~~~く分かったけど、一言でいうならあれよね、多治比」

真佑子「そうですね、小走先輩」

菫「な、なんだ? この心労を分かってくれたか?」

やえまゆ「お母さんか」

菫「誰がお母さんだ!!?」

真佑子「いやだって大星さんももう社会人なんだし」

やえ「はっきり言って口調が過保護なお母さんにしか聞こえないわよ」

菫「お母さんと言うよりいいとこお姉さんだろ! 訂正しろ!」

真佑子「そこなんですか!??」

お好みケーキ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

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真佑子「家でホットケーキを作ったんですが、失敗してしまいまして」

菫「なんだ、焦がしたのか?」

真佑子「いえ、牛乳の比率が少なかったのか、妙に粉っぽくなってしまったんです」

菫「確かに牛乳も大切だが、混ぜるときにダマにならないように気を付けるだけでもだいぶ違うぞ」

真佑子「ええ、でもあれって頑張って混ぜてもなかなか混ざらないんですよ」

菫「力任せに混ぜてたらダメだぞ、粉の真ん中に卵と牛乳を落としたら少しずつ少しずつ混ぜていくんだ」

真佑子「ああ、それでダメだったのかも…… 確かに一気にまぜまぜしてました」

菫(まぜまぜて)




真佑子「弘世先輩っておうちでお料理とかされるんですか?」

菫「まぁ気が向けばな、キッチンはお手伝いさんの聖域だから中々入れてもらえないが」

真佑子「そういうものなんですか、お嬢様は凄いですね」

菫「からかうな、多治比だって似たようなものだろう」

真佑子「うちにはキッチンを仕切るお手伝いさんなんていませんよ……」

菫「うちだって仕切ってる訳じゃないぞ、単に掃除してもらったらどこに何があるか分からなくなっただけで」

真佑子「なんで勝手に部屋を掃除された大学生みたいなことになってるんですか?」




菫「しかし料理か、私も色々やってみてはいるんだがなかなか……」

真佑子「花嫁修業ですか?」

菫「そんな大層なものじゃないさ、ただ……」

真佑子「ただ?」

菫「……いつか、一度でいいから辻垣内の鼻をあかすような逸品を作ってみたい」

真佑子「それは…… 料亭の娘の舌を唸らせるのはなかなか難易度が高いかと」

菫「分かっている、だが、それでも一度だけでも、奴に勝ちたい……!」

真佑子「勝ち負けとかそういう問題でもないような……」

菫「料理は勝負だ、勝てばいいんだと言うじゃないか」

真佑子「……その格言どこで聞いたんですか?」

菫「南浦の奴が言っていたぞ、偉い人が言ってたそうだが」

真佑子「それ確実に漫画のセリフを引用したやつですよ!?」




菫「まぁとにかくだ、これからも私は辻垣内の奴をぎゃふんと言わせるまでは料理の修業を続けるぞ」

真佑子「は、はぁ…… 頑張ってください」

恭子「おはようですー」 ガラッ

菫「おはよう」

真佑子「おはようございます末原先輩」

恭子「お、なんや、まだ二人だけだったん?」

菫「ほかの面子はまだ見てないな」

真佑子「あ、そうだ末原先輩、先輩は何か得意料理とかありますか?」

恭子「なんやねん藪から棒に」

菫「これこれこういう理由でな」

恭子「ふむ、なるほどな、何話してたかまったくわからんわ」

真佑子「末原先輩だったらやっぱり関西人ですし、粉ものとか得意なんでしょうか」

恭子(スルーされた)




菫「そういえばこのあいだ末原の部屋でお好み焼きを食べさせてもらったな」

恭子「……えっ、あれは、その、な、お好み焼きっていうか」

真佑子「へえ! 私も食べてみたいです! 本場大阪仕込みのお好み焼き!」

菫「ああ、お好み焼きはあんまり食べたことがないから良く分からないが、とても美味しかったぞ」

真佑子「末原先輩、こんどお好み焼きパーティしましょう!」

恭子「えっと、うん、まぁ、その、うん、小走とかも呼んでええなら、ええよ」

真佑子「どうしたんですか先輩!? 目が活動期のチョウザメよりカオスなムーブですよ先輩!?」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。基本的に火金の週2更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。


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