塞「ね、眠い……」 ウトウト
星夏「臼沢先輩、大丈夫ですか?」
もこ「き、昨日ウチで、ホラー映画の鑑賞会してたから」
星夏「なにそのサバト」
もこ「よ、夜通し皆で観て、楽しかった……!」
塞「怖くて観たくないけど観ちゃうんだよねー……」
もこ「それが自慢(ニコッ」
星夏「んんんー! どっかで見た事ある反応なんだよなーそれ!」
塞「あーだめだ、ちょっと午後まで意識がもちそうに、ない、かも……」
星夏「しっかりしてくださいよ、午後からゼミがあるって言ってたじゃないですか」
塞「そーなんだよぉ……」 ウトウト
もこ「だ、大丈夫? チ○ビタ飲む?」
塞「この栄養ドリンク超助かる!」 カシュッ ゴクゴク
星夏「栄養ドリンクを一気飲みする女子大生……(ホロリ」
もこ「だ、ダメ、かな?」
星夏「まぁ私もどちらかと言えばチョ○ラBBよりオ○ナミンCのが好きな方だから、それについてはなんとも」
塞「私が言うのもなんだけど、そっちはそっちで小学生男子かあんたは」
塞「うーん、なんとなく気合い入った……かな……?」
もこ「よ、夜遅くまで、付き合わせちゃってごめんなさい」
塞「ん? いや別に気にしなくていいよ、そもそもウチに呼んだの私の方だし」
星夏「そういえばその鑑賞会、小瀬川先輩とかも一緒に観てたんですか?」
塞「いや、シロはさっさと寝てたよ…… 最後まで観てたのは私と、もこちゃんと、エイちゃんかな」
星夏「えっ、エイスリンさんってそういうホラーとか得意なんですか」
塞「いや、めっちゃ涙目だったけど」
星夏「うーんこの鬼畜」
もこ「い、嫌よ嫌よも好きのうち……?」
星夏「違うと思う」
塞「それじゃ、私そろそろ授業行くからー……」 フアア
星夏「はーい、無理しないでくださいね」
塞「イテキマース」
星夏「……さて、他の皆さんも来ないだろうし、部室閉めて帰ろうか?」
もこ「そ、それだったらこれからウチに遊びにこない……?」
星夏「…………一応聞いておくけど、何か、その、あるの?」
もこ「昨日観きれなかったDVDがまだあって、それを」
星夏「いったいなんのDVDだよてめ―――っ!!」
もこ「おすすめホラーの」
星夏「ですよねー! 知ってましたけどね!」