今日の一言:寒すぎてそういうSSしか書けなくなってる  (1/25)

末原恭子

冷やし数絵 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

yukizou


数絵「正門のところに初代学長の銅像があるじゃないですか」

恭子「今まで一度も10秒以上視界に収めたことあれへんけどな」

智葉「もう少し周囲に興味を持て」

数絵「で、その銅像でメイクの練習とかしてたら用務員さんに怒られてしまいまして」

智葉「お前はもう少し常識を持て」

数絵「ちゃんと下塗りのプライマー吹き付けてから塗りましたよ!」

智葉「誰が塗装の常識の話をしろと言った」

恭子「メイクとかいう次元超えとるわ」




恭子「あの銅像、メインストリートから外れたところに立っとるから目立たへんねん」

智葉「まぁ……その点は同意するがな」

数絵「目立たせてあげようという善意からくるイタズラだったんですよ」

智葉「ありがた迷惑っていう言葉知ってるか?」

恭子「イタズラ言うてもうてるやんけ」




数絵「……あれ、雪?」

恭子「おお、ホンマや、初雪やな」

智葉「予報で降るとは言っていたんだがな、まぁ、あまり本格的な降り方でなくて良かった」

恭子「なんや、ホコリが舞ってるみたいな小っさい雪やなぁ」

智葉「雪のロマンチック成分台無しだぞお前それ」

数絵「こうしちゃ居られねえ! 銅像に傘かぶせに行かないと!」

智葉「勘違いしているかもしれんが初代学長はお地蔵様ではない」

恭子「初代学長ってお礼に何持ってきてくれはるんやろな」

数絵「それはまぁ……たとえば……教授のイス的な……」

智葉「お前それ貰って嬉しいのか?」

いめちぇん 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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satoha


恭子「なぁ、辻垣内にずっと聞きたかったことあってんけど」

智葉「なんだ、藪から棒に」

恭子「ああいや、大したことないんやけど、その黒いジャケットな、肩から掛けてるやんか」

智葉「ああ、これか? 今日は寒かったからな、羽織るものがほしいと思って着てきた」

恭子「えっと、そのな?」

智葉「なんだ、言いよどむんじゃない、らしくないぞ」

恭子「……なんでわざわざ上着を肩に掛けてるん? 普通に袖通して着たらええやんか」

智葉「……………………」

恭子「……辻垣内?」

智葉「…………いや、なんでだろうな?」

恭子「軽いな!? 亡き友人に誓ってとかそういう拘りの理由とか無いんか!?」

智葉「お前それドラマとかの観すぎだぞ」

恭子「なんでこっちが諭されるみたいな流れになってるん?」




智葉「そもそもなんでそういう話になったんだ?」

恭子「いや、高校時代から制服の上着肩掛けしとったやんか、自分」

智葉「ん、なんで高校時代のことなんて知ってるんだ?」

恭子「インハイの会場で臨海の制服を肩掛けにしたところを目撃して、その印象が強くてなぁ」

智葉「ああ、会場で見てたのか、試合の時は上着脱いでたはずだしな」

恭子「あの野暮ったいメガネおさげスタイルしてへんかったしな、いや誰やねんって感じやったわ」

智葉「なぁこれ馬鹿にされてるやつなのか?」

恭子「あの時目撃した君の名は。的な」

智葉「時にはHAYARIに流されればボケても許される訳ではないんだぞ?」




恭子「ところでそのジャケット男物やんな、そういうのが趣味なん?」

智葉「まぁ趣味というほどのものではないんだがな、取り回しがいい上着なので愛用している」

恭子「かっこええやん、似合うとるわ」

智葉「そうか、ありがとう」

恭子「これは学校の男も女も放っておかんな、とてもモテる匂いがする」

智葉「別にモテるために着ているわけではないし、というかなぜ女もなんだ、おかしくないか」

恭子「あれ、知らんかったん? 辻垣内ファンクラブの会員は大半が女の子やで」

智葉「……ちょっと待て初耳だぞ、なんだそのファンクラブとかいう悪の秘密結社は」

恭子「発起人かつ会長は学校長のおばさんやったかな、確か」

智葉「…………お前は入ってないよな?」

恭子「入るわけないやん」

智葉「それは良かったと言わざるを得ないが、胸を張って言われるのもなんだか複雑だな」

恭子「多治比の奴は会員番号一桁らしいけど」

智葉「多治比ィ!?」

命の水 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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toukyousui


数絵「……お疲れ様ですぅー」 トビラガラー

真佑子「お疲れ様、数絵ちゃんどうかした? なんだか目に見えて疲れてるような」

数絵「そうなんですよ真佑子さぁん、もう大変でした……」

恭子「なんやいたずらでもしてたんちゃうん」

数絵「談話室の冷水器が一日何人に使用されてるのかをカウントするためにひたすら観察してました」

真佑子「予想以上に暇人ッ!?」

恭子「何人/ hやったん?」

真佑子「なんで末原先輩は興味深々なんですか!?」




恭子「あんなぁ、自分そういうことばっかりしてるから麻雀部全体が変人の巣窟扱いされんねんで」

真佑子(よかった、興味津々な訳じゃなかった)

数絵「皆さん横にある自販機で飲み物を買っていくので、あまりの不人気っぷりが気になってしまいまして」

恭子「うーん、まぁ普段使われてんのあんまり見ないっちゅうんは確かやけど」

真佑子「そういえば、私もああいう水飲み場は使ったことないですね」

恭子「……え、マジで? あそこの限定って訳やなくて?」

真佑子「はい、自分史上で使ったことないです」

恭子「そういえば多治比ってお嬢様やったわ、いい意味で忘れとった」

数絵「まさか、運動後のぬるーい水道水のうまさをご存じないなんて……」 ドヤアァァ

恭子「まぁ言いたいことは分からんでもないねんけど、なんで自分胸張ってドヤ顔してるん?」

数絵「明日、もう一度ここに来てください、本当の水道水を飲ませますよ」

恭子「それって明日じゃなくて今日じゃだめだったん?」

真佑子「ねぇ、何が数絵ちゃんをそこまで水道水擁護に駆り立ててるの……?」

数絵「まぁ色々理由はありますが、一番気に入ってるのは――――」

真佑子「なんです?」

数絵「値段だ」 ドヤアアァァァ

恭子「ドヤ顔で語った割に貧乏くさい理由」





恭子「というわけで、ほれ、飲んでみー」  ジャー

真佑子「う、は、はい……」

数絵「大丈夫、初めては多少勇気がいるかもしれませんが大丈夫、慣れれば病み付きになりますよ」

恭子「大丈夫って二回言うと胡散臭さ半端ないな」

真佑子「それでは……」 ゴクゴク

真佑子「…………あ、結構おいしいですね、もっと塩素が凄いのかと思ってました」

恭子「まぁ取水する場所にもよるやろうけどな」

数絵「東京の水道水は結構美味しいんですよ、『東京水』って言ってペットで売られてるくらいですし」

恭子「関東人の商魂、結構たくましいな……」

真佑子「ですがこれだったらミネラルウォーター買わなくてもいいですね、十分美味しいです」

数絵「そうでしょう? 思わずシェフを呼びたくなってしまうのでは?」

恭子「…………いや、上水道の事務所にでも行けばええんかそれ」

乙女のたしなみ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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数絵「――つまりですね、誠子さんがロングヘアになることで恵まれない子供たちが救われる訳なんですよ」

恭子「……なぁ、この話ってうちが付き合わんとアカンやつなんか?」

数絵「交通事故だと思って諦めてください」

恭子「自分から事故言うてもうてるやんけ……」

智葉「おはよう…… お、末原か、南浦も」 トビラガラー

恭子「ん、辻垣内?」

数絵「おつかれさまです」

智葉「……二人にちょっと頼み事があるんだが、いいか?」

恭子「えっ」

数絵「えっ」

智葉「……なんなんだその反応は」

恭子「あ、いや、辻垣内が頼みごととか珍しいなぁ思てな」

智葉「お前達の中の私は一体どういうイメージなんだ……」 ハァ

数絵「野良犬相手に表道具は用いぬとか言いかねないと」

智葉「よし、ハイクを詠め、カイシャクしてやる」 チャキ

数絵「いや死んじゃいますけど!?」

恭子「そのバストは豊満であった」

数絵「誰の!?」




恭子「で、どないしたん?」

数絵「覚悟完了しました、当方に迎撃の用意ありです」

智葉「いや、そんなに深刻な要件じゃないぞ、お菓子を作ろうと思って、それを試食して欲しいっていうだけだ」

恭子「……それだけ?」

智葉「それだけだ」

数絵「……なーんだ、心配して損したどころか、智葉さんの料理とか役得にもほどがあるじゃないですか」

恭子「辻垣内の料理めっちゃ美味いのはよう知っとるけど…… お菓子?」

智葉「そう、お菓子」

恭子「……そういうことかい」

智葉「そういうことだ」

数絵「? どういうことです?」

智葉「私は今まで洋菓子を作ったことがないし、そもそもあまり食べたこともないんでな、他人の意見が欲しい」

恭子「流石料亭の娘やな」

数絵「はぁ」

恭子「うちには多治比がおるからな、料理上手で通っとる身としては下手なモン出せんわなぁ?」 ニヤニヤ

数絵「なるほどぉ、真佑子さんはお菓子作るの上手ですからねぇ」 ニヤニヤ

智葉「……う、うるさいな、それで試食してくれるのかそうでないのか、どっちなんだ」 カアアァ

恭子「はっはっは、いくらでも頼ってもらってええで、辻垣内ならそこまで致命的なモンは出てこーへんやろし」

智葉「致命的ときたか…… まぁ、ありがとう」

数絵「ちなみに何を作るんですか?」

智葉「そうだな、まずは……クッキーからかな?」

恭子「ん、まぁそれがセオリーやろ、最初はな」

数絵「クッキーですか、というと、鯖ですね!」

恭子「………………『サバですね!』!?」

数絵「あれ、サバクッキーご存知ない?」

智葉「……鯖はクッキーにもなるのか、なんというか、万能食材だな」

恭子「いやそんな禍々しい響きのお菓子、二十一年も生きてきて初めて知ったんやけど!?」

お好みケーキ 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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suehara


真佑子「家でホットケーキを作ったんですが、失敗してしまいまして」

菫「なんだ、焦がしたのか?」

真佑子「いえ、牛乳の比率が少なかったのか、妙に粉っぽくなってしまったんです」

菫「確かに牛乳も大切だが、混ぜるときにダマにならないように気を付けるだけでもだいぶ違うぞ」

真佑子「ええ、でもあれって頑張って混ぜてもなかなか混ざらないんですよ」

菫「力任せに混ぜてたらダメだぞ、粉の真ん中に卵と牛乳を落としたら少しずつ少しずつ混ぜていくんだ」

真佑子「ああ、それでダメだったのかも…… 確かに一気にまぜまぜしてました」

菫(まぜまぜて)




真佑子「弘世先輩っておうちでお料理とかされるんですか?」

菫「まぁ気が向けばな、キッチンはお手伝いさんの聖域だから中々入れてもらえないが」

真佑子「そういうものなんですか、お嬢様は凄いですね」

菫「からかうな、多治比だって似たようなものだろう」

真佑子「うちにはキッチンを仕切るお手伝いさんなんていませんよ……」

菫「うちだって仕切ってる訳じゃないぞ、単に掃除してもらったらどこに何があるか分からなくなっただけで」

真佑子「なんで勝手に部屋を掃除された大学生みたいなことになってるんですか?」




菫「しかし料理か、私も色々やってみてはいるんだがなかなか……」

真佑子「花嫁修業ですか?」

菫「そんな大層なものじゃないさ、ただ……」

真佑子「ただ?」

菫「……いつか、一度でいいから辻垣内の鼻をあかすような逸品を作ってみたい」

真佑子「それは…… 料亭の娘の舌を唸らせるのはなかなか難易度が高いかと」

菫「分かっている、だが、それでも一度だけでも、奴に勝ちたい……!」

真佑子「勝ち負けとかそういう問題でもないような……」

菫「料理は勝負だ、勝てばいいんだと言うじゃないか」

真佑子「……その格言どこで聞いたんですか?」

菫「南浦の奴が言っていたぞ、偉い人が言ってたそうだが」

真佑子「それ確実に漫画のセリフを引用したやつですよ!?」




菫「まぁとにかくだ、これからも私は辻垣内の奴をぎゃふんと言わせるまでは料理の修業を続けるぞ」

真佑子「は、はぁ…… 頑張ってください」

恭子「おはようですー」 ガラッ

菫「おはよう」

真佑子「おはようございます末原先輩」

恭子「お、なんや、まだ二人だけだったん?」

菫「ほかの面子はまだ見てないな」

真佑子「あ、そうだ末原先輩、先輩は何か得意料理とかありますか?」

恭子「なんやねん藪から棒に」

菫「これこれこういう理由でな」

恭子「ふむ、なるほどな、何話してたかまったくわからんわ」

真佑子「末原先輩だったらやっぱり関西人ですし、粉ものとか得意なんでしょうか」

恭子(スルーされた)




菫「そういえばこのあいだ末原の部屋でお好み焼きを食べさせてもらったな」

恭子「……えっ、あれは、その、な、お好み焼きっていうか」

真佑子「へえ! 私も食べてみたいです! 本場大阪仕込みのお好み焼き!」

菫「ああ、お好み焼きはあんまり食べたことがないから良く分からないが、とても美味しかったぞ」

真佑子「末原先輩、こんどお好み焼きパーティしましょう!」

恭子「えっと、うん、まぁ、その、うん、小走とかも呼んでええなら、ええよ」

真佑子「どうしたんですか先輩!? 目が活動期のチョウザメよりカオスなムーブですよ先輩!?」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。火金の週2更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

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