今日の一言:現在定期更新をお休みしているのですよ (4/20)

末原恭子

いい意味で行き当たりばったり【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

ed694838


菫「………」(PCカタカタ

恭子「………」(PCカタカタ

菫「……ここの牌譜、印刷した奴どこにある?」

恭子「あ、それ亦野が持ち帰って勉強する言うとったわ」

菫「ほう、熱心だな」

恭子「釣りしとる間ヒマらしいからな」

菫「…………潮風でしけったりしそうだな」

恭子「まぁ別にええんちゃう、ダメになってもどうせ印刷できるんやし」

菫「牌譜がダメになったら作り直すのはデータを管理してる人なんだが」

恭子「亦野あいつボコそう」

菫「落ち着けデータ管理人」




菫「ところでお前は今なにやってるんだ?」

恭子「ん? 来週からのランキング戦のトナメ表作っとる」

菫「ああ、あれか」

恭子「インカレ前最後のランキング戦やからな、今期こそ皆殺しにしたるわ」

菫「さっきからお前の言動がやたら物騒なのはなんなんだ?」




恭子「…………もうインカレ始まるんやな」

菫「そうだな、なんだかんだもう最後の大会だ、その後はアマチュア引退だ」

恭子「辻垣内とか小走なんかはプロになるんやろけど、弘世はどうなん?」

菫「私か? どうだかな、指名されたら考える」

恭子「そうか、ちなみに私はここまでにするつもりやで」

菫「…………お前」

恭子「ま、そういう訳で個人的な希望としては、最後の大会くらいは悔いなく勝って終わりたいとこやな」

菫「ふ、何を言い出すかと思えば、今までと変わらんだろ、入学した時から全国制覇しか考えてないくせに」

恭子「いや、入学した頃はもっとこう、大学デビューしたいなーとか考えてた気ぃするわ」

菫「台無しだよ」




菫「ま、私にとっても最後の公式戦になるかもしれないんだ、元より全力で挑むことに変わりはないさ」

恭子「それでええよ、いつも通りやって、いつも通り勝ってくれ」

菫「当然だ、至極当たり前のように勝ってみせるさ」

恭子「ん」

菫「…………本当にプロにならないのか?」

恭子「そもそも指名されんし」

菫「いや絶対そんなことないだろ、私が指名されるんならお前だってされるぞ多分」

恭子「はぁ? プレイヤーとして特に何の特徴もない打ち手やで、もしうちがスカウトやったら絶対なしやわ」

菫「いや、お前はたぶん指名される、このカシオミニを賭けてもいい」

恭子「なんで突然電卓を取り出したん……?」

菫「さぁ、どうなんだ」

恭子「わかったわかった、もし仮に指名なんてされたらなんでも言う事聞いたるわ」

菫「よし、言質は取った、首を洗って震えて待て」

恭子「なんか今日はグイグイくるんやけどなんなん?」

菫「これは末原をプロにするためにますます負けるわけにはいかなくなったな」

恭子「なんでこいつかつて無いほどにやる気出しとるんや……」




~ 翌日 ~

菫「…………という訳だ、お前たち! インカレで絶対に負けるなよ! いいな!」

真佑子「そういう事なら仕方ありませんね! ぜっっっっっっったいに全国制覇です!」

数絵「魔法☆雀士 すえはらキョーコの伝説はここから始まる!」

誠子「ヒャッハー!」

ハオ「さすがに気分が高揚します」

恭子「あ、わかった、こいつらアホなんや」

やえ「最後の最後で今さら気付いたの?」

智葉「まぁ結果的には変わらないだろ、優勝するだけだ」

恭子「いや、確かに、確かにそうなんやけど…… 優勝はするんやけど……」

誠子「とりあえずドラフトの記者会見に備えて、今からオーダーメイドでドレスを注文しましょう!」

数絵「菫さんのアルバイト先と相談して衣装の調達先を紹介してもらいましょうよ!」

ハオ「では私はステッキを調達してきますね!」

真佑子「魔法少女ですもんね! 魔法のステッキはやっぱり必須ですよねー!」

恭子「………………なんでやろ、なんか軽率に人生のレール踏み間違えた気がふつふつとしてきた」

やえ「あきらめなさい」

恭子「………………どないしよ……」




代走不在 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

toire


やえ「…………ッ」 タン

智葉(小走の奴……対局中だというのに……集中していない?) タン

誠子(いや、ある意味集中してるというか……鬼気迫る感じではあるけど) タン

ハオ (……というより、これは…………) タン

やえ「……ッ!」 フルフル

智葉(なにか、悲しいような、激情を堪えている……?)

やえ「……これを通らば、リーチ」 タン

智葉「残念だが通らないな、3900もらうぞ」 パララ

やえ「……ッ…………はい、これで終了ね」 カチャカチャ

ハオ「リーチ棒含めてサトハがトップですね、お疲れ様でした」

誠子「……あの、小走先輩どうかしたんですか? なんだかさっきから落ち着きがないような」

やえ「……なんでもないわ、私が最下位だから抜けるから」 ガタッ

ハオ「えっ、はい……」

やえ「……!」 ダッ

誠子「…………小走先輩、なんだかすごく深刻そうでしたね」

ハオ「一目散に部室から出て行ってしまいましたし……」

誠子「辻垣内先輩、どうしたらいいんでしょうか」

智葉「……心配なのは分かるが、あいつが話さないうちはあいつの問題だ、何を悩んでるかは知らんがな」

ハオ「サトハ……」

智葉「歯がゆいだろうが、私たちにできるのはあいつが話してくれることを待つことだろう」

誠子「……そう、ですね」

恭子「ん、なに、小走の話しとるん?」 トビラガラー

ハオ「いえ、なにか思いつめているようで…… 心配していたのです」

恭子「そうなん? さっきトイレからめっちゃスッキリした顔で出てきてたけど」

誠子「ただトイレ我慢してただけじゃないですか!!?」

ハオ「あいつが話さないうちはあいつの問題だ(キリッ」

智葉「ほう、命が惜しくないようだな、卓につけ」

誠子「私はそこまで煽ってないですよ!?」

智葉「末原も座れ、ちょうど空いた」

恭子「うち関係あらへんねんけど!?」



あったかお鍋【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

Nabe_Kansai_style


恭子「そろそろ鍋の季節も終わりやなぁ」

真佑子「そういえば私、今シーズン食べてなかったかもしれません、お鍋」

やえ「今年って白菜高かったもんなぁ」

恭子「今週末うちで鍋やる? 大きめの土鍋あんで」

真佑子「土鍋って……末原先輩一人暮らしでしたよね? なんでそんなものを?」

恭子「宴会用やな、普段の料理ではほとんど使わんし」

やえ「そういえばあれっていつ買ったの? 大学一年の頃は持ってなかったわよね」

恭子「あれなぁ、一年の冬に友達が持ってきたまま置いてったんやけど」

真佑子「鍋を?」

恭子「鍋を」

やえ「どういう状況なのよ……」

恭子「いやそいつ突然『鍋食いたい』って言い出してな、土鍋なんかない言うたらいきなり無印で買うてきて」

やえ「どんだけ鍋食べたかったのよそいつ」

真佑子「鍋を買う(そのものを)」




やえ「その友達ってあれでしょ、愛宕でしょ?」

恭子「ん? よう分かったな、この話したことあったっけか?」

真佑子「愛宕って……愛宕洋榎プロのことですか」

やえ「いや聞いてはないけど、そんなアホなことするような友達っていったら大概アイツでしょ」

恭子「はは、強く言い返せへんな」

真佑子「末原先輩と愛宕プロが同じ高校だったのは存じてますが、小走先輩ともお知り合いだったんですか?」

やえ「ええまぁ、あいつ結構有名だし」

恭子「高校時代に結構練習試合したことあんねん」

真佑子「あ、そういえば同じ関西でしたね」

恭子「こいつと洋榎、表面上は穏やかに対戦してても内面ムキになって喧嘩みたいに対局しててなぁ」

やえ「あっちがムキになってるだけでしょ!」

恭子「な?」

真佑子「小走先輩、同い年の強い人と打つ時だいたいそんな感じですもんね!」

やえ「あ゛あ゛ん゛!?」

真佑子「ぴいっ!?」 ガガーン

恭子「女子大学生が出しちゃいけない声出とるぞ」




真佑子「愛宕プロって結構末原先輩のお部屋に遊びに来られるんですか?」

恭子「ん? ああ、まぁたまにな、アポなしで突然やけど」

やえ「あんた一回ガツンと言わないとアイツちゃんと分からないわよ」

恭子「まぁ別に迷惑って訳でもないし……」

やえ「あんたねぇ……」

恭子「家に居らへんくて二時間玄関に放置してた事とかあったし」

真佑子「普通に酷い」

やえ「アポなしって言っても流石にその時くらいは連絡来てたんじゃないの?」

恭子「授業中で出るの面倒やったからな、携帯無視して帰ったら玄関先でさめざめ泣いてた」

やえ「普通に酷い」

恭子「流石に悪かったと思ったんやけどなぁ、そのあと鍋作ってやったら機嫌が一瞬で直って困惑したわ」

やえ「どんだけ鍋食べたかったのよそいつ」




冷やし数絵 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

yukizou


数絵「正門のところに初代学長の銅像があるじゃないですか」

恭子「今まで一度も10秒以上視界に収めたことあれへんけどな」

智葉「もう少し周囲に興味を持て」

数絵「で、その銅像でメイクの練習とかしてたら用務員さんに怒られてしまいまして」

智葉「お前はもう少し常識を持て」

数絵「ちゃんと下塗りのプライマー吹き付けてから塗りましたよ!」

智葉「誰が塗装の常識の話をしろと言った」

恭子「メイクとかいう次元超えとるわ」




恭子「あの銅像、メインストリートから外れたところに立っとるから目立たへんねん」

智葉「まぁ……その点は同意するがな」

数絵「目立たせてあげようという善意からくるイタズラだったんですよ」

智葉「ありがた迷惑っていう言葉知ってるか?」

恭子「イタズラ言うてもうてるやんけ」




数絵「……あれ、雪?」

恭子「おお、ホンマや、初雪やな」

智葉「予報で降るとは言っていたんだがな、まぁ、あまり本格的な降り方でなくて良かった」

恭子「なんや、ホコリが舞ってるみたいな小っさい雪やなぁ」

智葉「雪のロマンチック成分台無しだぞお前それ」

数絵「こうしちゃ居られねえ! 銅像に傘かぶせに行かないと!」

智葉「勘違いしているかもしれんが初代学長はお地蔵様ではない」

恭子「初代学長ってお礼に何持ってきてくれはるんやろな」

数絵「それはまぁ……たとえば……教授のイス的な……」

智葉「お前それ貰って嬉しいのか?」

いめちぇん 【咲-Saki- T大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

satoha


恭子「なぁ、辻垣内にずっと聞きたかったことあってんけど」

智葉「なんだ、藪から棒に」

恭子「ああいや、大したことないんやけど、その黒いジャケットな、肩から掛けてるやんか」

智葉「ああ、これか? 今日は寒かったからな、羽織るものがほしいと思って着てきた」

恭子「えっと、そのな?」

智葉「なんだ、言いよどむんじゃない、らしくないぞ」

恭子「……なんでわざわざ上着を肩に掛けてるん? 普通に袖通して着たらええやんか」

智葉「……………………」

恭子「……辻垣内?」

智葉「…………いや、なんでだろうな?」

恭子「軽いな!? 亡き友人に誓ってとかそういう拘りの理由とか無いんか!?」

智葉「お前それドラマとかの観すぎだぞ」

恭子「なんでこっちが諭されるみたいな流れになってるん?」




智葉「そもそもなんでそういう話になったんだ?」

恭子「いや、高校時代から制服の上着肩掛けしとったやんか、自分」

智葉「ん、なんで高校時代のことなんて知ってるんだ?」

恭子「インハイの会場で臨海の制服を肩掛けにしたところを目撃して、その印象が強くてなぁ」

智葉「ああ、会場で見てたのか、試合の時は上着脱いでたはずだしな」

恭子「あの野暮ったいメガネおさげスタイルしてへんかったしな、いや誰やねんって感じやったわ」

智葉「なぁこれ馬鹿にされてるやつなのか?」

恭子「あの時目撃した君の名は。的な」

智葉「時にはHAYARIに流されればボケても許される訳ではないんだぞ?」




恭子「ところでそのジャケット男物やんな、そういうのが趣味なん?」

智葉「まぁ趣味というほどのものではないんだがな、取り回しがいい上着なので愛用している」

恭子「かっこええやん、似合うとるわ」

智葉「そうか、ありがとう」

恭子「これは学校の男も女も放っておかんな、とてもモテる匂いがする」

智葉「別にモテるために着ているわけではないし、というかなぜ女もなんだ、おかしくないか」

恭子「あれ、知らんかったん? 辻垣内ファンクラブの会員は大半が女の子やで」

智葉「……ちょっと待て初耳だぞ、なんだそのファンクラブとかいう悪の秘密結社は」

恭子「発起人かつ会長は学校長のおばさんやったかな、確か」

智葉「…………お前は入ってないよな?」

恭子「入るわけないやん」

智葉「それは良かったと言わざるを得ないが、胸を張って言われるのもなんだか複雑だな」

恭子「多治比の奴は会員番号一桁らしいけど」

智葉「多治比ィ!?」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。火金の週2更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

ご意見、ご要望は目安箱にどうぞ!
下の方にあるメールフォームでもいいですよ!

紺フェスバナー-20150823_224336



タグ絞り込み検索
記事検索
最新コメント
過去SSランダム表示
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

メールフォーム
QRコード
QRコード