今日の一言:現在定期更新をお休みしているのですよ (4/20)

染谷まこ

地元の星 【咲-Saki- G大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

また幻術なのか



― 栄牌技ホール ハートビーツ大宮選手控室 ―

美穂子「す、すみません、ちょっと待合室まで出て来ます」

はやり「はや?」

灼「どなたか応援の人でも来たんですか」

美穂子「ええ、高校時代の友人と後輩が来てるって連絡があって」

はやり「あと二時間で試合前ミーティングだから、遅れないようにするんだぞ☆」

美穂子「はい、ありがとうございます、行ってきます」 トビラパタン

灼(凄い嬉しそうだったな福路さん)

はやり「…………」 ソワソワ

灼「……覗きとかには行かないでくださいね」

はやり「い、いいい行かないよぉなんで!?」

灼「だって福路さんの友人と後輩ってことは、多分あの人たちだし」

はやり「そうだね」

灼「はやりさん、前から目を付けてたみたいだからスカウトに行くのかなって」

はやり「いやいや、流石に試合前の大事な時間にスカウトとかそういうのは……試合後になら……」 ソワソワ

灼(試合後にはするんだ)




久「やっほー美穂子、久しぶりね! 久だけに!」

まこ「わりゃあ本当に…… こんにちは、福路さん」

星夏「キャ、福路先輩! お久しぶりです!」

美穂子「ふふ、三人ともお久しぶり」

星夏「す、すいません、つい昔の癖でキャプテンって言いかけちゃいました」

久「いや美穂子がキャプテンだったの三年前でしょ……」

星夏「テヘペロ」

まこ「口で言いなや」

美穂子「風越時代が懐かしいわね、文堂さんは大学で調子どう?」

星夏「最近は音の跳ね返りを弱めたり、偽装したりする方法を研究してますね」

美穂子「えっ?」

星夏「えっ」

美穂子「……それは物理学のゼミとかではなくて、麻雀の話?」

星夏「そうですが」

美穂子「…………」 チラッ

久「いや不安げな顔で私を見られても」

まこ「うちの部にそげなこと得意な奴がおりまして…… ピンポイントメタっちゅうか……」




美穂子「反響定位、す、凄い人がいるのね……」

久「とりあえずあの子も美穂子にはそれ言われたくないって言う気がするけどね」

星夏「福路先輩の『目』は本当に対処法が思いつかないですね……」

美穂子「あ、あら、恥ずかしいわ、そこまでのものでもないのだけど」

まこ「プロでタイトル獲っとる時点で文句なく凄まじい技術じゃけぇ、謙遜せんでもええでしょうに」

美穂子「……そういう染谷さんも、かなり『見える』ようになってるみたいね」

まこ「……おかげさんで、福路さんのソレも色々参考にさせてもらってますけぇ」

美穂子「ええ、直接会ったらすぐに分かったわ」

まこ「……それも『見えた』っちゅうことですかの?」

美穂子「さぁ、どうかしら?」 ニコッ

久(……なにこのバトル漫画みたいな会話)

星夏(残像の応酬みたいなことやってますねこの二人)

久「幻術だ」

星夏「また幻術なのか!?」

まこ「なーにいきなり意☆味☆不☆明なこと言い出しよるんじゃお前ら」




美穂子「それで、今年はインカレどう? 久が部長なのよね」

久「当然! 私が指揮する以上は優勝以外ありえないわ!」

美穂子「ふふふ、頼もしい部長さんね?」

まこ「ついて行っとる立場としては不安で仕方ないんですがの」

星夏「とりあえずあのダイナミックツモは止めてほしいなって思ってます」

久「なによぉ、もっとカリスマ部長さんを信頼しなさいよ、ツモに関しては正直ごめんなさいしかないけど」

まこ「分かっとるなら止めんかい」

美穂子「まだアレやってたのね…… 牌が可哀想だから止めましょうよ」

久「いやいや大丈夫だから、最近は牌に極力負担をかけない曲芸ツモを開発しようと頑張ってるから」

美穂子「努力の方向性がおかしいわよ!?」

まこ「最近やたら牌で遊んでる思うたらそれが理由かい……」

星夏「というか自分で曲芸とか言ってるあたり自覚あったんですね……」




久「っと、結構話し込んじゃったけど、時間は大丈夫?」

美穂子「ええと、ミーティングがあるからそろそろ戻ろうかなって思ってたわ、ごめんなさい」

まこ「いや、本来試合前に会いに来るほうが悪いけぇ、気にせんでも」

星夏「わたしたち北側スタンドで応援してるんで、頑張ってください!」

美穂子「あらあら、それはぜひとも南側の席を取らなきゃいけないわね」

まこ(サラっと『南の席を取る』って言いよるあたりが恐ろしいわ)

美穂子「三人とも会いに来てくれてありがとう、試合頑張るわ」

久「こっちはちゃんと対戦相手に怨念送るからね! まかせて!」

まこ「黒いわ! やめんか!」

星夏「しかもちゃんととか言ってるあたり福路先輩が望んでやってるかのようなニュアンスなんですが!?」

美穂子「やめてね」

久「アッハイ」

星夏(先輩…… ちゃんと強気の言葉が出来るようになって……)

まこ(強くなったっちゅうか、久に毒されただけのような気もするんじゃが……)

3割っていうのは麻雀にとっては7割を超える確率なんです 【咲-Saki- G大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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ken



星夏「ダブリーの先制攻撃だべ!!」 リー棒ポイー

塞「げっ」

まこ「言うとくが死亡フラグじゃぞそれ」

星夏「リアルな話、その前にツモってしまえば問題ないべ! 私のリーチは3割当たる!」

胡桃「あ、それロン、12000」 パタタ

星夏「」

星夏「」 

塞「7割をひいたみたいだね」

まこ「むしろちゃんと3割でアタったっちゅうか」




胡桃「どう!? 私だってたまにはやるんだよ!」 ドヤフフーン

塞「なにそのすっごいドヤ顔」

星夏「くううう悔しいいい! 流し切りが完全に入ったと思ったのに!」

まこ「なぜそうわざわざフラグを立てに行くんか……」

胡桃「さ、ツキが無くならないうちに次局やろう、次局!」 ダイスロール

まこ「ふふ、ここまでテンション高い鹿倉さんもなんか珍しいのぉ」

星夏「テンション高倉健?」

塞「テンション低そう」

まこ「不器用じゃからな」




胡桃「う、だ、だってここまで理想的にアガれたのって結構久しぶりだから……」

塞「まぁ、その気持ちはよく分かるけどね」

まこ「4順目でダマハネ組めたら誰だってウキウキじゃあ」

星夏「直撃食らったこっちは全くウキウキじゃないんですけど……」

まこ「はっはっは、悔しかったらやり返してみんさい、麻雀たぁそういうもんじゃ」

星夏「よし! はあああ! マッハで蜂の巣にしてやんよ!」

塞「あ、ツモ、1000・2000」

星夏「………………」

塞「…………いや、しょうがないじゃん、引いちゃったんだから」

まこ「麻雀たぁそういうもんじゃ」

胡桃(…………気まずい)

郷愁の味【咲-Saki- G大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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※私はげんこつハンバーグを食べたことがありません(半ギレ

genkotu


藍子「あー、なんか急にハンバーグ食べたくなってきた……」

まこ「あんたさっきお昼食べたばっかじゃろ」

藍子「いやー、静岡県民はふとした瞬間に食べたくなるものなんだよ、げんこつハンバーグが」

久「げんこつハンバーグって、あれよね、静岡の『炭焼きレ○トランさわ○か』のハンバーグ」

まこ「そがぁな店があるんか、聞いたことないのう」

久「私も名前だけしか知らないんだけど、有名なお店なのかしら?」

藍子「静岡ローカルのチェーン店ですからね、私もこっち来てから久しく食べてないわー」

久「久を食べてない?(空耳)」

まこ「あんたが腐っとるんは耳か脳か」

藍子「たぶん両方じゃないかな」




久「そんなに美味しいの? その、げんこつハンバーグ」

藍子「こう、なんというか、野生の本能に訴えかけてくるんですよね」

まこ「なんじゃそら」

藍子「鉄板にまん丸のハンバーグを乗っけて持ってくるんだけど、それを目の前のテーブルで焼いてくれるの」

久「えっ、なにそれは」

まこ「最初の段階では焼けてないんか?」

藍子「そーそー、二つに切って、中心の赤い部分を鉄板に押し付けて目の前でジュー! って」

久「それはなかなかの迫力ね…… 聞いてたら食べたくなってきたかも」 

藍子「んー、でも静岡にしかないんですよね…… 今日は実家に帰ろうかなぁ……」

まこ「ええんじゃないか、何がきっかけでも、実家に顔を見せるんはええことじゃけん」

久「それじゃ、19時に駅に集合ってことでいい?」

藍子「…………ん・ん・んー???」

久「私、ハンバーグ、食べたい」

藍子「なぜ片言」

まこ「……百鬼はそのまま実家におればええが、あんたは帰りどうするんじゃ」

久「……藍子は久の困り顔を見て、見捨てる気持ちになったりは、しないんだよね?」

藍子「愉悦なら割と感じますけど」

久「なんで愉悦部なのよ! 」

まこ「その前に、なぜ一人称が名前呼びなんじゃ……」




藍子「ま、お泊り会ってことで別にかまわないですけどね、今更遠慮するような仲でもないですし」

久「良かった、藍子愛してる!」

藍子「はいはい、私も愛してマスヨー」

まこ(酷い棒読みじゃあ……)

藍子「まこも来るでしょ?」

まこ「ん、そうじゃな、わしもそこまで言われたらげんこつハンバーグとやらが気になってきたわ」

久「それじゃ着替えとか持ってくるから、また後でね! そこら中で派手にやったる!」 ガラッ

藍子「はいはーい、また後でー」

まこ「……なんちゅうか、すまんの、思い立ったら止まらない癖があるけぇ、あれは」

藍子「はは、それこそ今更でしょー、まこほどじゃないけど、私だってあの人との付き合いはそれなりだし」

まこ「まぁな」

藍子「それでも、なんだかんだで憎めないんだよねー、なぜか」

まこ「…………ふふ、そうじゃな」 ニコッ

久「ねぇ、いま私のこと褒める流れだったりした?」 ガラッ

藍子「うおおおおい!? 何でいきなり戻ってきたのこの人!?」

まこ「……こういうやつなんじゃ」 ハァ

恒例行事 【咲-Saki- G大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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cake

久「それでさぁ、やっぱり誕生日なんだからケーキが必要じゃない?」

塞「あ、それは私が作るつもりだったから大丈夫」

星夏「普通の料理はどうします?」

藍子「一応ケータリングのあてがあるんで、それを予約してあるよ」

まこ「んむ、清算は後ででもええか?」

藍子「っけーい!」

もこ「か、会場はここ、ですか?」

胡桃「部室じゃ後片付けとか面倒だし、私らの家でいいんじゃない?」

塞「そうだね、私もケーキの準備とか家においてあるし」

久「それじゃみんな、準備に取り掛かりましょう」

もこ「た、楽しみ……! シロさんの誕生日パーティ……!」

白望「……ねぇ」

胡桃「なに?」

白望「……それって私の誕生日の話?」

久「そうだけど?」

白望「……私が寝てる横で相談してて良いやつなの、それ」

塞「ネタバレとか気にする?」

白望「しないけど」

藍子「しないんかーい」

胡桃「まぁ毎年やってるからねぇ、誕生日パーティ」




久「プレゼントも気合入れて用意してあるから、楽しみにしててね☆」

まこ「どうしてあんたはそう胡散臭い言動ばかしなんじゃ……」

白望「……ダル」

星夏「まぁまぁ、皆で色々用意してるのは本当ですから」

白望「文堂が用意してくれたプレゼントってカードのことじゃないよね」

星夏「ちちちちちがいますよ」 カタカタ

藍子「いっそ嘘臭いくらい動揺してる」




胡桃「そういうわけだから、今日はシロが主役だからね!」

白望「主役なんか前線に出るまでもないんじゃないかな」

久「それは流石に許されないからダメー」

白望「まぁ、冗談だけど…… それじゃあ私は時間までどうしてたらいいの?」

塞「会場は家だから、適当に時間つぶして17時くらいに帰ってきて」

白望「……外に出たくないからここにいる」

胡桃「知ってた」

星夏「それじゃ、私と一緒にショッピング行きませんか?」

久「プレゼント用意しなおすとか?」

星夏「ちちちちちちがいますよ」 カタカタ

まこ「もうやめたりんさいや……」

星夏「いや、あの、ネタっぽくノッてただけで、本当に違いますからね!?」

まこ「ええんよ、無理せんで」

白望「……えっと、それじゃ一緒に駅前にでも行こうか?」

胡桃「シロが自分から買い物に連れ出した!!?!??」

星夏「優しさが痛い……」




久「―――で、プレゼントは買えたの?」

星夏「いやだから最初から別の用意してますって…… どうぞ、レンジで暖められるアイマスクです」

白望「ありがとう」

胡桃「これでプレゼントは全員渡したよね?」

豊音「渡したよー!」

塞「それじゃ、電気消してー? いまケーキ持ってくるから」

もこ「き、きた……!」 ドキドキ

塞「はい! それじゃシロ、ろうそく吹き消してー」

白望「…………」

ケーキ「…………」 メラメラメラ

白望「……ふうぅうううう~~~~~……」

全員『誕生日、おめでとう!!!!』

白望「…………」

エイスリン「? シロ、ドウシタノ?」

白望「…………ちょっと酸欠になったから横になって良い?」 グデー

星夏「隙あらば休もうとしてくるこの人」

白望「AMSから、光が逆流する…!」

久「いやなんか本当に死にそうになってるけど!?」

エイスリン「シロ、オキテ!」

白望「わかった」 スッ

胡桃「なんでエイちゃんの言うことは素直に聞くの!?」

ほとんど無害 【咲-Saki- G大麻雀部SS】

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normal


もこ「…………」

もこ「……うう」 アタマズキズキ

まこ「……なんじゃ、頭でも痛いんか?」

もこ「えっ、あっ、そ、そんなことない、です」

まこ「見るからに顔色が悪かろうによう言うわ、ええから今日は早う帰りんさい」

もこ「…………、うう、ごめんなさい……」

まこ「心配せんでもええ、体調が悪いくらい誰にだってあることじゃけ、肝心なんはさっさと治すことってな」

もこ「は、はい、それじゃ、ち、ちょっと帰りますね」

まこ「送ってっちゃろうか?」

もこ「わ、悪いから、大丈夫、です」

まこ「遠慮せんでもええんに」

もこ「だって、まこさん、さ、さっきスーパーの特売の時間だって話をしてたから」

まこ「いやそれ流石にそっち優先させるほうが人としてどうかって話にならんか?」




藍子「…………そんで、帰らせたって?」

まこ「ああ、流石にあそこまで調子悪そうにしとったら可哀想じゃし」

藍子「んー、疲れでも溜まってたんかね」

まこ「まぁ、見た感じそこまで深刻でもない様子じゃったし、今の段階ではそこまで心配せんでもええじゃろ」

藍子「あとでお見舞いに行ったげよ…… まこも来る?」

まこ「見舞いはええんじゃが、あんまり遅うなってから行っても…… あんなぁ確か実家暮らしじゃろ」

藍子「ああ大丈夫大丈夫、私、もこん家は遊びに行き過ぎて、もこパパもこママにはフリーパスだから」

まこ「それ色んな意味で大丈夫なんか……」




まこ「仲がええとは思っとったが、それほどとは知らんかった」

藍子「ん? まぁ高校の時からだからね」

まこ「でも住んどる所結構離れとるじゃろ、どうやって仲良くなったんじゃ」

藍子「ま、色々あってね、地区大会で困ってるところを助けたりとか」

まこ「なるほど、心の弱ったスキにつけこんで仲良くなったんか」

藍子「いい話してたのに、この謎のレッテル張りほんとさぁ」

まこ「かかか、冗談じゃ冗談」

藍子「まこってさぁ、私に対してはあんまり遠慮しないよね、いや別にいいんだけどさ」

まこ「カテゴライズ的には久とかと同系統の扱いじゃな」

藍子「ええー、それ喜んでいいのかゲンナリしたらいいのか分かんないんだけど」

久「なんでよ、喜びなさいよ」 ヒョコ

藍子「いや予兆もなくいきなり登場してくるような人と同じって言われても喜べないでしょ」

星夏「なんであの人らいきなり現れたのに普通に会話繋げてんですかね、やっぱり同系列ですよあれ」 ヒョコ

まこ「あんたもじゃあんたも」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。気まま更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

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