※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ
※私はげんこつハンバーグを食べたことがありません(半ギレ
藍子「あー、なんか急にハンバーグ食べたくなってきた……」
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ
※私はげんこつハンバーグを食べたことがありません(半ギレ
藍子「あー、なんか急にハンバーグ食べたくなってきた……」
まこ「あんたさっきお昼食べたばっかじゃろ」
藍子「いやー、静岡県民はふとした瞬間に食べたくなるものなんだよ、げんこつハンバーグが」
久「げんこつハンバーグって、あれよね、静岡の『炭焼きレ○トランさわ○か』のハンバーグ」
まこ「そがぁな店があるんか、聞いたことないのう」
久「私も名前だけしか知らないんだけど、有名なお店なのかしら?」
藍子「静岡ローカルのチェーン店ですからね、私もこっち来てから久しく食べてないわー」
久「久を食べてない?(空耳)」
まこ「あんたが腐っとるんは耳か脳か」
藍子「たぶん両方じゃないかな」
久「そんなに美味しいの? その、げんこつハンバーグ」
藍子「こう、なんというか、野生の本能に訴えかけてくるんですよね」
まこ「なんじゃそら」
藍子「鉄板にまん丸のハンバーグを乗っけて持ってくるんだけど、それを目の前のテーブルで焼いてくれるの」
久「えっ、なにそれは」
まこ「最初の段階では焼けてないんか?」
藍子「そーそー、二つに切って、中心の赤い部分を鉄板に押し付けて目の前でジュー! って」
久「それはなかなかの迫力ね…… 聞いてたら食べたくなってきたかも」
藍子「んー、でも静岡にしかないんですよね…… 今日は実家に帰ろうかなぁ……」
まこ「ええんじゃないか、何がきっかけでも、実家に顔を見せるんはええことじゃけん」
久「それじゃ、19時に駅に集合ってことでいい?」
藍子「…………ん・ん・んー???」
久「私、ハンバーグ、食べたい」
藍子「なぜ片言」
まこ「……百鬼はそのまま実家におればええが、あんたは帰りどうするんじゃ」
久「……藍子は久の困り顔を見て、見捨てる気持ちになったりは、しないんだよね?」
藍子「愉悦なら割と感じますけど」
久「なんで愉悦部なのよ! 」
まこ「その前に、なぜ一人称が名前呼びなんじゃ……」
藍子「ま、お泊り会ってことで別にかまわないですけどね、今更遠慮するような仲でもないですし」
久「良かった、藍子愛してる!」
藍子「はいはい、私も愛してマスヨー」
まこ(酷い棒読みじゃあ……)
藍子「まこも来るでしょ?」
まこ「ん、そうじゃな、わしもそこまで言われたらげんこつハンバーグとやらが気になってきたわ」
久「それじゃ着替えとか持ってくるから、また後でね! そこら中で派手にやったる!」 ガラッ
藍子「はいはーい、また後でー」
まこ「……なんちゅうか、すまんの、思い立ったら止まらない癖があるけぇ、あれは」
藍子「はは、それこそ今更でしょー、まこほどじゃないけど、私だってあの人との付き合いはそれなりだし」
まこ「まぁな」
藍子「それでも、なんだかんだで憎めないんだよねー、なぜか」
まこ「…………ふふ、そうじゃな」 ニコッ
久「ねぇ、いま私のこと褒める流れだったりした?」 ガラッ
藍子「うおおおおい!? 何でいきなり戻ってきたのこの人!?」
まこ「……こういうやつなんじゃ」 ハァ