今日の一言:現在定期更新をお休みしているのですよ (4/20)

雀明華

もっと燃えるがいいや 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

kuki

花子「は~、最近クッキー作ってないわ~」

明華「はっはっは、まるで普段から作ってるかのような言い方を」

花子「潜在的に失礼な」

尭深「先輩のおうちってオーブンなどがあるのですか?」

花子「あるよん、実家だし」

尭深「越谷にかまど文化があったとは知りませんでした」

花子「越谷を未開の地みたいな言い方してない!?」




花子「なんか扱い酷くね? 私がクッキー焼いてたっていいじゃん別に」

明華「いえ、そういうつもりでは……」

尭深「普段そういうお話をあまりされなかったので、そういうイメージが出て来なくて、すみません」

花子「そこまで言うなら今度焼いて持ってきてあげよっか?」

明華「それはいいですね! 楽しみにしてます!」

尭深「美味しいお茶を用意して待ってますね」

花子「ふん! 美味しくて手のひらリバースしても知らねーかんな!」

尭深「普通にリバースしたりしないといいんですけどね」

花子「信用なさすぎでは!?」




~ 数日後 ~

花子「ほら、焼いてきた」

絃「え、な、何を? 家?」

花子「酷いな!? クッキーだよ!? 明華たちが欲しいっていうから作ったんだって」

明華「おお、お待ちしてました! さっそくお茶にしましょう!」

尭深「渋めの茶葉用意しておきましたから」 コポポ

花子(お茶淹れるのはええ)

絃「わー、楽しみっ!」

花子「ほら、大目に焼いてきたから人数分あるよ」

明華「ではいただきます♪」

尭深「…………ふむ、これは」

花子「ど、どう? わりとうまく出来た方かなって持ってきたんだけど」

明華「えっと、うん、普通に美味しいです」

尭深「そうですね、普通に」

絃「特に文句を言う隙もなく美味しいね」

花子「なんで文句を言う前提のテイスティングしてんの……?」

尭深「いえ、浅見先輩ならここで一つボケを挟んできてくれるかなと」

花子「なにその妙な信頼……」




美味しい学食は何でも美味しい 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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carry_gaku

花子「よーす」

京太郎「あれ、浅見先輩、うっす」

花子「珍しいじゃん、学食で会うなんて」

京太郎「あー、まぁそうですね、俺あんまり学食来ないもんで」

花子「それそれ、いつも弁当食ってるじゃん、なんで今日は違うん?」

京太郎「それは――――」

明華「すみません京太郎、お待たせして……おや、花子さん」

花子「おっす」

京太郎「明華先輩に賭けで負けてご飯を奢ることになりまして……」

花子「えー、学食で? 奢り? そんなだからモテないんだよ京太郎」

京太郎「事情も聞かずにいきなり当たりが強くないですか!?」

明華「京太郎はモテないのではなくてモテようとしてないのだと先日自分で言っておりましたよ」

京太郎「なんでそういう余計なことを最適なタイミングでバラすんですか!?」




京太郎「折角奢ろうっていうのに酷いですよ明華先輩……」

明華「ふふ、申し訳ありません」

花子「いやーでも悪いね! 私までごちそうになっちゃって」

京太郎「浅見先輩にまで奢るとは一言も言ってないですけど」

花子「酷い! いくら明華が可愛いからって先輩差別は良くないぞ!」

京太郎「ふふはは! 奢らせたければ賭けで俺がベコベコになるまで勝ってから言ってもらおうか!」

明華「あまり胸を張って強気で言う内容ではないですよ京太郎!?」




花子「っていうか賭けって、何やったの? あまり麻雀部として人様に言えないようなことはちょっと」

京太郎「なっ……」

明華「そんな、花子さんが年長者の威厳のようなものを……?」

花子「年長者だし部の役職もちだし!? 君ら私に対してどんなイメージ持ってんだ……」

京太郎「いや、だって、ねぇ?」

明華「私は花子さんもやればできる子だと信じていましたよ」 ニコッ

花子「……いやそれ保護者目線だよね、完全にやんちゃ坊主扱いしてるよねそれ」

京太郎「はっはっは、なにを馬鹿な、レディをそんな扱いにするなど、紳士の振る舞いではありません」キラッ

花子「まぁ別にいいけど……で、賭けって、なにやったの」

明華「大したことはしていないですよ、どちらが早くレポートを書き上げるか勝負していたのです」

京太郎(スルーされた)

花子「え? 同じ授業で? でも二人学年違うくない?」

京太郎「暇つぶしに取ってた音楽の授業で一緒だったんですよ」

明華「毎年やっているカリキュラムが違うと聞いたので、単位にはなりませんが聴講していたんです」

花子「むしろ音楽とかいう授業があることを初めて知った…… なにソレ、大学でそんなんあんだ」

明華「音楽はいい…… なんとかの生み出したなんとかの極みですよ」

京太郎「先輩、なに一つ情報がない名言になってます先輩」




京太郎「それで、なに食べますか明華先輩」

明華「そうですね…… やはり安定の肉うどんでしょうか」

花子「カレーも結構美味しいよ」

京太郎「ここの食堂ってカレーに異常なこだわりありますよね、ライスもサフランだし」

明華「美味しいのは知っているんですが、量が尋常ではないので……」

京太郎「あー、確かにそうですね、それじゃ俺が注文しますから小皿にでも分けましょうか?」

明華「それはいいですね!」

花子「なんだそのイケメンムーブ、本当にガースーか?」

京太郎「俺は元々イケメンですよ」

花子「イケメンは違うなーあこがれちゃうなー」

京太郎「それほどでもない」

明華「まぁ、それほどでもないというのは確かにそうかもしれませんね」

京太郎「お約束から梯子を外されると困っちゃうんですけど!?」

今年もやってくる 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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クリスマス

由華「ところで皆、クリスマスのよて――」

明華「ストァ――――ップ!!!!」

由華「え、な、なに、細胞でも見つけたの」 ビクッ

明華「職場でクリスマスの予定の話はセクハラですよ! 予定のない者に対する情けは無いのですか!?」

ソフィア「ここ職場じゃなくて部室だし」

明華「ま、ま、まぁ私は予定があるので関係のない話ですが!」

尭深「明華ちゃん、この間一人でクリスマスコンサートに行くって言ってなかった?」

明華「予定は……予定です」

ソフィア「一人で?」

誓子「明華……(ホロリ」

明華「泣くほど!?」




明華「うう……みんな嫌いです……」

尭深「まぁまぁ、チケット一つしか取れなかったんでしょ? しょうがないよ」

ソフィア「今年は誓子の家でクリスマスパーティやるから、コンサート終わったら来なよ」

明華「……へ? パーティですか?」

誓子「うん、ウチなら部員くらいまでなら入るでしょ」

由華「そうなんですか、一人暮らしすごいですね」

誓子「それほどでもないわ、まぁもちろん後片付けなんかはしてもらうけどね」

明華「で、ですが去年はそんなイベントなかったではないですか…… ランダムイベントなのですか?」

由華「ゲーム脳かあんたは」

ソフィア「それが、須賀の奴がな」

由華「京太郎がどうかしたんですか?」

ソフィア「いや、自分が料理ほかもろもろの雑用をするから、ぜひとも開催しましょう! って熱く語ってきて」

尭深「なるほど、京太郎くんならお料理も上手ですからね」

ソフィア「なんだか熱く語りすぎて血の涙を流しかねんレベルだったんだが、アレはなんだったんだろうな」

誓子「そこは……触れてあげないであげましょう」

明華「なるほど、京太郎の入部というフラグが必要だったのですね」

由華「ゲーム脳かあんたは」




由華「でもいいんですか? 誓子先輩って教会の娘さんだって聞いたことあるんですが」

誓子「いいって何が?」

由華「クリスマスにパーティとか、騒いだりしても」

誓子「ああ、まぁ別に問題ないでしょう、主への感謝さえ忘れなければ楽しそうな方が断然いいわ」

尭深(お堅いんだか柔軟なんだか)

明華「コンサート終わったら絶対に合流しますので! 料理やお酒は残しておいてくださいね?」

由華「料理は最悪京太郎にお願いすればいいかもしれないけど、お酒については保証しかねるなぁ」

誓子「ちょっと! ウチでの馬鹿騒ぎは絶対に控えてもらうからね! 泥酔するなんてもってのほかだから!」

尭深「はい、もちろんですよ(ニコッ」

由華「そのタイミングでその笑顔めちゃめちゃ胡散臭いな」




誓子「特にソフィア! あなたちゃんと花子のこと管理しておいてね! あれ酔うと悪ノリが悪化するから!」

ソフィア「まぁ大丈夫だろ、あいつも最低限のところは弁えるし」

誓子「最低限って! ゼロ・リバースの惨劇を忘れたの!?」

由華「なんですかソレ……」

ソフィア「ちょっと前、飲みに行ったら偶然居酒屋で隣り合っただけの社会人グループと意気投合してな」

明華「コミュ力お化けすぎるエピソードですね……」

誓子「で、相手全員を飲み潰した結果、全員リバースして死屍累々、その後は誰も残らなかったというね……」

由華「……よし、パーティで花子先輩は隔離しておこう」

尭深「あげるのはひまわりの種とかでいい?」

ソフィア「ハムスター扱いかよ」

誓子「だめよ、そんなのお酒がすすむーとか文句言うにきまってるわ、味の薄いジャーキーとかにしましょう」

ソフィア「犬用かよ、どっちにしろペット扱いなのかよ」

明華「なんだか面白そうなので、途中参加する時に美味しいお酒大量に持っていきますね」

誓子「マジでやめて」

由華「どうしたんですか誓子先輩!? 言葉使いが変ですよ!?」

受け継がれしモノ 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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haiao


花子「自動卓の牌の色が青い方が勝率が高い気がする」

明華「ほう、続けてください」

花子「なんだろうね、やっぱり青は高貴な色、すなわち私にふさわしいという方程式が成り立つんだろね」

明華「なるほど、とてもよく分かります、やはり選ばれるべくして選ばれたというわけですね」

花子「ノブレス・オブリージュ的なね」

明華「勝つのが義務という訳ですね」

ソフィア「……なに話してるんだかあのお馬鹿たちは」

絃「あ、あはは……」




花子「お馬鹿とはなんだねソフィ、私たちの真面目な考察に茶々を入れるなんて」

明華「高貴な心を忘れてはいけませんよ」

ソフィア「真面目要素なんて欠片もなかっただろ」

花子「いやだって牌の色がさ」

絃「それだったら青に統一する?」

花子「えっ」

明華「えっ」

ソフィア「えっ」

絃「そうと決まれば予算を組まなくちゃね、とりあえず顧問の先生に押印をもらってこなくちゃ」

花子「ちょ、ちょっとまって、実はそこまで真面目に言ってたわけじゃないかなーって」

明華「そっ、そこまでお金をかけてまでやるようなことでは」

ソフィア「日和るの早すぎるだろお前ら」

絃「冗談だってば」




絃「でも実際のところ、牌の絵柄が薄れてるのがあるから、買い換えたいなと思ってたんだ」

ソフィア「あ、そうだったんだ」

明華「そういうものってバラで売っているのではないですか?」

絃「うん、売ってはいるんだけど、ひとつだけ新しいものにしてもガン牌みたいになっちゃうから」

花子「ああ、それはまぁ目立つかなぁ」

絃「だから牌だけ一セットまるごと買っちゃってもいいかなって」

ソフィア「結構長いこと使ってたからなぁ、最後に入れ替えたのってうちらが入学した直後くらいだっけ」

花子「そだね、一番古いのなんか何年前からあるかわかんないし」

明華「け、けっこう昔からあったのですねアレ」

花子「そう、先輩方の血と汗と涙と手垢がしみこんだ備品なのさ」

ソフィア「その言い方だとなんか汚いんだが」

絃「汚いと言えば一緒においてあるトランプとかもけっこう……」

花子「そう、先輩方の血と汗と涙と手垢がしみこんだ備品なのさ」

ソフィア「あれ大富豪にしか使ってないんだけど血とか出る要素なくないか……?」

明華「甘いですよソフィ、大富豪ほど血で血を洗うという慣用句が似合う競技もそうありません」

ソフィア「何言ってんだ麻雀の留学生」

絃「次の突発部内戦こそは負けないからね花ちゃん……!」

ソフィア「霜崎ィ!? っていうか部内戦ってなんだよいつそんなのやってたんだよ麻雀部で!?」

花子「拗ねないでよ、次はソフィが居る時にやるからさ」

ソフィア「そういうことを言ってんじゃないんだよ麻雀をしろォ!」

おハーブ不可避ですわ 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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neruneru


由華「あれ、今日は尭深いない?」

明華「ええ、先ほど実家に顔を出すということで帰りました」

由華「そうか、うーん、ニルギリの淹れ方教えてもらおうと思ってたんだけどな」

恵「……え?ニルギリって紅茶の茶葉ですよね、茶葉で淹れ方って違うんですか?」

由華「らしいんだよね、私もまったく知らなかったけど」

恵「へぇ……」

明華「ふふ、最近由華ちゃんは尭深に色々教わっているんですよね」

由華「麻雀に次いで熱心に取り組んでいると言っても過言じゃないな」

恵「学生とは一体……うごごご」




由華「まぁお茶係を尭深にばっかりさせるわけにもいかないっていう理由もあったりなかったりするんだけどさ」

恵「……すみません、本当なら私たち一年がやればいいだけの話なんですが」

明華「あの素晴らしいお茶を飲んでしまったら、もう自分のお茶なんて自信がなくて出せませんよね……」

由華「私なんて初めて尭深のお茶を飲んだ時に思わず『ごめんなさい』って言っちゃったよ」

恵「………………なぜ謝罪を」

由華「いや、誇張抜きに天国というか、天使が見えた気がして」

恵「何かやましいことでもあったんですかね……」

明華「そういえば日本では告解が許されなかった場合、上から冷水が降ってくるというのは本当ですか?」

恵「それはバラエティだけですし!? そもそもネタが古いし!?」




恵「……あれ、でも尭深さんっていつも緑茶のイメージなんですけど、紅茶もお詳しいんですか」

由華「尭深は『お茶』と呼べるものならだいたい勢力圏におさめてるよ」

恵「尭深さんは戦国大名かなにかなんですかね」

明華「尭深は緑茶や紅茶だけじゃなくて、ハーブティーにも詳しいんですよ」

恵「へぇ、凄いんですね」

由華「ああ、薬草研究部からハーブ貰って自分でハーブ干したりしてるんだっけ?」

恵「自家生産!?」

明華「なかなかそこまでやる人は居ないですよね」

恵「むしろなぜ麻雀部に居るのか不思議なレベルなんですが……」

明華「でもハーブとかを魔女鍋で煮込んでるイメージは容易に想像しやすいし似合ってると思いませんか?」

恵「……………………そ、そそそんなことないですよ! 失礼ですよ!」

由華「いま容易に想像してたよね」




明華「まぁ尭深は寡黙ですが、なんというか、何事にも妥協しない姿勢はとても『らしい』と思います」

由華「麻雀でもそういう感じだね、劣勢でも最後まで油断ならないというか」

恵「そうですね、本当に凄い人だと思います」

明華「でも魔女スタイル似合いますよね?」

恵「…………ノーコメントで」

明華「ヒッヒッヒ、練れば練るほど色が変わって……」

恵「!!?」

由華「こうやってつけて……」

恵「……ふっ、くふっ…………」 フルフル

華華「「うまい!」 」テーレッテレー

恵「」ブフゥ

明華「はい、それじゃメグちゃんが尭深のことで笑ってたってメッセージしておきますね」

恵「誰のせいですか誰の!!?」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。気まま更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

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