今日の一言:寒すぎてそういうSSしか書けなくなってる  (1/25)

霜崎絃

レギュラーだーれだ 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
※大学に進学した面々がガヤガヤするやつです
※登場人物などについてはキャラ一覧をどうぞ

kinggame


絃「それじゃ、来週の練習試合には参加ということでいいの?」

由暉子「はい、よろしくお願いします」

誓子「ごめんね絃、急にメンバー変更なんて」

絃「大丈夫だよ、もともと相手に比べてこっちの人数がひとり足りなくてどうしようかって思ってたから」

由暉子「でしたらよいのですが……」

誓子「一人だけ余るっていうのもなんだか可愛そうね、人数が合って良かったわ」

絃「相手の部長さんが『余った子は隅で折り紙しててもらうから気にしないで』って言ってたんだけど……」

由暉子「絵面が悲惨すぎませんか」




絃「真屋さん練習試合でどのポジションに出たい? シングル? コンビ? それともチーム?」

由暉子「空いているところで構いませんよ?」

絃「いや、まだ特に決まっているポジションがあるわけじゃないから、希望があれば聞いてあげられるよ」

由暉子「……そうなんですか、それではちょっと考えてみます、明日まででよろしいでしょうか?」

絃「はーい」

誓子「リーグ公式戦までまだ時間があるって言っても、そろそろポジション固定した方がいいんじゃない?」

絃「う…… だ、だって、みんなぐんぐん成長して強くなってるから…… 良い意味で悩ましくて……」

由暉子「……………………」

誓子「ふふ、ユキが来ない間にみんなすっごく強くなってるんだから」

由暉子「わ、私も強くなっていますよ!」

絃「うーん、ポ、ポジションどうしよう……いっそのことくじ引きとかでもいいかなぁ……」

誓子「こらこら、しっかりしなさい部長」

絃「じゃ、じゃあ…… 大学生らしく王様ゲーム、とか……?」

誓子「誰がくじ引きの競技性を上げろと言ったの」

由暉子「結局王様が決めることになるだけの気がしますが」




誓子「それにしても、ユキが練習試合に出るって結構久しぶりじゃない?」

由暉子「はい、練習試合の日のスケジュールが空いてくれてよかったです!」

絃「最初は行けないって言ってたね、予定がなくなったの?」

由暉子「それが、瑞原プロと一緒のロケがあったのですが、瑞原プロの都合が合わず延期になりまして」

誓子「へー、仕事の予定を動かすなんて何かあったのかしら……?」

絃「牌のおねえさんって仕事に真摯で丁寧だっていう噂だもんね」

由暉子「なんでも、チームの後輩の結婚式にどうしても出なければならないんだとか」

誓子「……あっ(察し)」

由暉子「瑞原プロがわざわざご自分でお詫びに来てくださったんです」

誓子「かわいそうな瑞原プロ……」

絃「きっと空の向こうから見ていて下さっているよ」

誓子「死んでないから」

由暉子「そういえば……心なしか目が虚ろだったのは何故なんでしょう……」

誓子「そっとしといたげなさい」

受け継がれしモノ 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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花子「自動卓の牌の色が青い方が勝率が高い気がする」

明華「ほう、続けてください」

花子「なんだろうね、やっぱり青は高貴な色、すなわち私にふさわしいという方程式が成り立つんだろね」

明華「なるほど、とてもよく分かります、やはり選ばれるべくして選ばれたというわけですね」

花子「ノブレス・オブリージュ的なね」

明華「勝つのが義務という訳ですね」

ソフィア「……なに話してるんだかあのお馬鹿たちは」

絃「あ、あはは……」




花子「お馬鹿とはなんだねソフィ、私たちの真面目な考察に茶々を入れるなんて」

明華「高貴な心を忘れてはいけませんよ」

ソフィア「真面目要素なんて欠片もなかっただろ」

花子「いやだって牌の色がさ」

絃「それだったら青に統一する?」

花子「えっ」

明華「えっ」

ソフィア「えっ」

絃「そうと決まれば予算を組まなくちゃね、とりあえず顧問の先生に押印をもらってこなくちゃ」

花子「ちょ、ちょっとまって、実はそこまで真面目に言ってたわけじゃないかなーって」

明華「そっ、そこまでお金をかけてまでやるようなことでは」

ソフィア「日和るの早すぎるだろお前ら」

絃「冗談だってば」




絃「でも実際のところ、牌の絵柄が薄れてるのがあるから、買い換えたいなと思ってたんだ」

ソフィア「あ、そうだったんだ」

明華「そういうものってバラで売っているのではないですか?」

絃「うん、売ってはいるんだけど、ひとつだけ新しいものにしてもガン牌みたいになっちゃうから」

花子「ああ、それはまぁ目立つかなぁ」

絃「だから牌だけ一セットまるごと買っちゃってもいいかなって」

ソフィア「結構長いこと使ってたからなぁ、最後に入れ替えたのってうちらが入学した直後くらいだっけ」

花子「そだね、一番古いのなんか何年前からあるかわかんないし」

明華「け、けっこう昔からあったのですねアレ」

花子「そう、先輩方の血と汗と涙と手垢がしみこんだ備品なのさ」

ソフィア「その言い方だとなんか汚いんだが」

絃「汚いと言えば一緒においてあるトランプとかもけっこう……」

花子「そう、先輩方の血と汗と涙と手垢がしみこんだ備品なのさ」

ソフィア「あれ大富豪にしか使ってないんだけど血とか出る要素なくないか……?」

明華「甘いですよソフィ、大富豪ほど血で血を洗うという慣用句が似合う競技もそうありません」

ソフィア「何言ってんだ麻雀の留学生」

絃「次の突発部内戦こそは負けないからね花ちゃん……!」

ソフィア「霜崎ィ!? っていうか部内戦ってなんだよいつそんなのやってたんだよ麻雀部で!?」

花子「拗ねないでよ、次はソフィが居る時にやるからさ」

ソフィア「そういうことを言ってんじゃないんだよ麻雀をしろォ!」

ご当地給食グルメ 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

※咲-Saki- 本編3年後の二次創作SSです
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絃「ね、ねぇみんな、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」

由華「どうかしたんですか?」

花子「悩み事かなんか?」 ジュースゴクー

絃「うん…… あのね、みんな味噌ピーって知ってる?」

花子「………………なにそれ」

由華「……聞いたことないですね」

絃「ええええっ! じゃやっぱり全国区の食べ物じゃなかったんだ!?」

花子「もしかして味噌ピーとはあなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか」

絃「創作料理じゃないよぉ……」

由華「食べ物なんですか、その、ミソピーって」

絃「あ、そこからなんだ…… えっと、味噌ピーっていうのはね、味噌とピーナッツを混ぜた食べ物で」

花子「読んだまんますぎる」

由華「……やっぱり絃先輩の創作料理では」

絃「ないってば!?」




ソフィア「私は結構食べたことあるけどな、小学校の給食で」

花子「え、マジ?」

ソフィア「なんかこう、納豆とか海苔佃煮とかそういうノリでご飯にかけて食べたりするよ」

由華「へー、そうやって食べるんですね」

絃「給食だと小分けにされた袋で出てきたわよね?」

ソフィア「そうそう、味噌を最後まで絞り出すのが結構テクがいるんだよ」

絃「埼玉県も味噌ピー文化圏だったのね!」

花子「味噌ピー文化圏とかいう用語、完全に今作ったっしょ」

絃「完全に今作りました」 ニコッ

花子「えーでも私も埼玉県民だけど食べたことないよ~?」

ソフィア「ええ~? 月二くらいのペースで食べさせられたぞウチ」

由華「けっこう多くないですかソレ……?」




由華「でも、給食にもそういう地域性って結構あるんですね」

花子「タッツミーはそういうのあったん? 奈良っしょ、出身」

由華「ウチですか? うーん、あんまり珍しいものはなかったですかね、揚げパンとかは全国にあります?」

絃「ああ、揚げパンも美味しかったわね……」

由華「そもそも奈良って名物がないに等しいので…… 地域性を出そうと努力するだけ無駄っていうか」

ソフィア「悲しい主張を堂々とするんだなお前……」

由華「奈良と言ったらなんですかね、鹿ですか、鹿せんべいですか」

花子「アレ食べられないわけじゃないけどそんなに美味しくないんだよね~」

ソフィア「食べたことあるのかよ」




ソフィア「給食といえば、けんちんうどんが月一で出るのが楽しみだったな」

花子「はっはっは、ソフィそのナリでけんちん汁とか似合わねぇー!」 プクク

ソフィア「なんでだよ! 良いだろけんちん汁好きだって!」

花子「はっはっは」

ソフィア「浅見ィ!」

絃「ああいうのって、一度に大量に作るから、なかなか出せない味が出るわよね」

由華「あ、いや、普通に話続けるんですか……?」

絃「?」

由華「いや、ソフィア先輩が爆笑してる花子先輩をネックハンギングツリーして、止めなくていいのかなーとか」

絃「え、えええ!? は、花子ちゃん大丈夫? 味噌ピー食べる?」 スッ

花子「いや平気だけどさ、そんな『おっぱい揉む?』みたいなノリで薦められても」

ソフィア「て言うかなんで懐からおもむろに味噌ピー出てくるの!?」

絃「なんだか懐かしくなっちゃって買ってきてたの」

由華「チャイナドレスの懐から味噌ピー取り出すってえっらいシュールな光景ですね……」

芸術性は紙一重 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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花子「んー…… んむむ? どゆこと……?」

誓子「どうしたの? ずいぶんと面白い顔をしてたけど」

花子「開口一番ひどくない?」

誓子「部室で唸り声あげてたらそう言いたくもなるわよ…… 勉強でもしてたの?」

花子「まーそんなとこ、ね、チカりんここ教えて?」

誓子「別にいいけど…… 学科違うのに教えられるかしら」

花子「大丈夫大丈夫、これ一般教養の芸術の授業のレポートだから」

誓子「三年にもなって般教……? なんでそんな授業受けてんの?」

花子「いやー、単純に冷やかしで出席してたらいつの間にか履修登録されててさ」

誓子「おバカこの上ない履修理由なんだけど!?」




誓子「……なんだか教える気力が失せてきたわ」

花子「まぁまぁ、人のピンチを助けると思ってさ」

誓子「そのピンチが割と自業自得な場合はどうしようもないんじゃないかしら」

花子「だが待ってほしい、分からないことが分かっているだけやる気があってマシなのではなかろうか」

誓子「威張る意味が分からない」

尭深「でも浅見先輩がこうして真剣に勉強をしているところを見るのは、もしかしたら初めてかもしれません」

誓子「それはまぁ確かに…… というか居たの尭深」

尭深「茶葉を蒸らしている間は静かに急須をじっと見つめるこだわりがあるので」

誓子(美味しくなる念でも送ってるのかしら……)

尭深「浅見先輩の好きなぬるめです、どうぞ」

花子「ん、あんがと」 ズズー




尭深「それで、どういう課題のレポートなんですか?」

花子「えっとね、『クラシック音楽を一曲鑑賞してレビューせよ』だって」

誓子「思った以上に楽しそうかつ難しそうな課題ね」

花子「そーなんだよなぁ、内容聞いたときは楽しく書けそうって感じたんだけど」

尭深「どの曲を聴くかは決まっているんですよね?」

花子「花のワルツ」

誓子「浅見花子だけに?」

花子「花子だけに」

誓子「……その決め方でいいの?」

花子「こういうのはフィーリングだからね」

尭深「そうすると、私の場合は何にしたらいいんでしょうか」

誓子「……四季の秋とか? 収穫的な意味で」

花子「えー能力のイメージから持ってくんのはずるくない?」

尭深「桧森先輩の場合はモチーフに困りませんね」

誓子「え、なんで」

花子「だってクラシックとか聖者に捧げる曲とかどっさりあるじゃん、選び放題でしょ」

誓子「……別に教会の娘だからって、讃美歌しか歌わないわけじゃないんだけど」

花子「おお? ということはチカりんオンステージの出番というわけですか?」

誓子「どういうわけ?」

尭深「L・O・V・E! ちかりーん! というわけですね」

誓子「なんで讃美歌じゃなかったらいきなりアイドルになるのよ!?」

絃「……ねぇ、三人ともなにをそんなに騒いでるの?」 トビラガチャー

三人「「「…………あっ」」」




絃「……それで、結局レポートが終わらないと」

花子「いや本当マジ面目ねえ」

尭深「私たちも一緒に騒いでたので花子先輩だけが悪いわけではないのですが」

誓子「……そうね」

絃「まったくもう、私も手伝ってあげるから、早く終わらせちゃおう?」

花子「マジかイトちん! すっごい助かる!」

絃「それじゃ、私の家に来てね、レポートが書き終わるまで帰さないから」

花子「……は?」

誓子(堂々のカンヅメ宣言)

尭深(レポート落としたら練習できないですから部長も鬼ですね)

絃「来るよね、花子ちゃん?」 ニコッ

花子「アッハイ」

絃「誓子ちゃんと渋谷さんも、一緒に来てね」

誓子「……えっ」

絃「来るよね?」 ニコッ

二人「「…………はい」」

女子力は環境から 【咲-Saki- O大麻雀部SS】

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京太郎「霜崎先輩、自転車貸してもらっちゃって、ありがとうございました」

絃「ううん、帰るまではずっと大学にいるから、別に気にしなくて大丈夫だよ」

京太郎「いやー助かりました、おかげで間に合いましたよ」

由華「? 自転車でどこか行ってたの?」

京太郎「5kmくらい先に美味しい紅茶とケーキのお店があって、そこのアフタヌーンを」

由華「女子か!?」

京太郎「スコーンとかも結構量があって、紅茶と凄い合うんですよね」

由華「あ、よかった、量を気にする男子っぽいところちょっとあった……」




京太郎「あ、それとはい、お土産にご所望されていたジャムです」

絃「わぁ、このジャム好きなんだよー、ありがとう」

由華「む、私には何もないの?」

京太郎「いやだって自転車を貸してもらったお礼ですし」

由華「ぐ、馬鹿な……」

京太郎「まぁお土産買ってくるくらい別にいいですけど…… 次の機会にしといてください」

由華「行くときは言ってよ!? 絶対だからな!?」

絃「それは……ダチョウ的な意味で……?」 ゴクリ

京太郎「分かりました! 絶対に言うの忘れたりしません!」 グッ

由華「今の流れで決意されると凄い不安なんだけど!?」




絃「それじゃ、このジャムで、みんなでロシアンティーでも楽しみましょうか」

京太郎「お、いいですね、それじゃ紅茶淹れてきますね」

絃「ごめんね須賀くん、紅茶で楽しんできたところに」

京太郎「いえいえ、お嬢様方の幸せが私の幸せでございますゆえ」 キリッ

由華「うわクサっ」

絃「須賀くん……」

京太郎「いやほんとすいません出来心なんですマジ許してくださいお願いします」

【このブログについて】
このブログでは主に咲-Saki-のSSを更新します。火金の週2更新です。
詳しくはアバウトをご参照ください。
一応本ブログの更新を優先しようという気概ではいます。

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